2014年7月23日水曜日

代理管理者の新しい「ユーザー セキュリティの管理」権限


現在、スーパー ユーザーだけが使用できるユーザー セキュリティ管理機能はいくつかあります。柔軟性を高めるため、詳細な権限を提供して、これらのセキュリティ機能の一部をスーパー ユーザー以外にも委任できるようにすることが Google の目標です。

そのために、「ユーザー セキュリティの管理」という権限を新しく作成しました。この権限を使用すると、代理管理者は特定のユーザーに対して次の操作を実行できます。

  1. 特定のユーザーの 2 段階認証プロセスを適用 / 無効化する
  2. ユーザーのログイン時の本人確認を 10 分間無効にする
  3. アプリケーション固有のパスワードを取得 / 取り消す
  4. 3-Legged OAuth(3LO)トークンを取得 / 取り消す

これまでは、「ユーザー」権限の既存の役割を持つ代理管理者は既に、個々のユーザーの 2 段階認証プロセスを無効にすることができました。今回のリリースでは、これらの代理管理者には「ユーザー セキュリティの管理」権限が自動的に付与されるので、引き続きアクセスして 2 段階認証プロセスを無効にすることができます。

管理者が独自に新しい役割を作成する場合は、「ユーザー」権限と「ユーザー セキュリティの管理」権限のいずれかを有効にしたり、両方を有効にしたりできるようになります。

リリース方式: 
早期リリースと計画的リリース

より詳しく:
https://support.google.com/a/answer/1219251#user_security