2016年3月10日木曜日

Apps Script の Mail Service における変更

Google Apps Script、Product Manager、Saurabh Gupta による投稿

(Google Apps Developer Blog (英語) にクロスポストされた記事)

Apps Script でメールを送信するには、MailApp の sendEmail (英語) と GmailApp の sendEmail (英語) の 2 つの方法があります。これら 2 つの方法の主な違いは、MailApp の sendEmail では、デベロッパーが Gmail ユーザーである必要がないことです。例えば Gmail を使用せず、代わりに Apps Script を使用している Google Apps ユーザーは、MailApp 経由でメールを送信できますが、GmailApp ではできません。

2016 年 9 月 13 日から、無償の Google アカウント (一般向け) を持つユーザーと Google Apps for Education および Google Apps (無償版) のユーザーは、Apps Script の Mail Service 経由でメールを送信するために Gmail のアクセス権を持っていることを求められます。一般向けのアカウントは、ログイン後 Google アカウントの Gmail を有効化できます。ユーザーの Gmail は、その後 Google アカウントのプライマリ アドレスになりますのでご注意ください。Google Apps ドメインの管理者 (Education と 無償版のみ) は、管理コンソールを使用してドメインの Gmail を有効にできます

この変更によるコードの更新は必要ありません。従来どおり MailApp を継続してご利用いただけますので、Gmail の登録だけお願いいたします。これらの変更は、時折デベロッパーに混乱を生じさせてしまうと理解していますが、この一連の行為に注意を払い、検討を重ねておりますのでご安心ください。

本ブログの原文 (英語) は、こちらをご覧ください。