2017年8月10日木曜日

Google カレンダーと Microsoft Exchange との相互運用機能がより使いやすく: リアルタイムでのデータ確認やログ記録、簡単な設定

Google カレンダーと Microsoft Exchange Server(Office 365 を含む)を組織内でよりスムーズに併用できるようになります。まず、同一組織で利用しているこれら 2 つのシステム間で、ユーザーの空き時間情報をモバイル端末からでもウェブからでもリアルタイムで検索できるようになります。これは、G Suite と Microsoft Exchange を併用されているお客様からご要望の多かった機能です。

ユーザー間のコラボレーションをよりシンプルに
ドメインに対してカレンダーの相互運用を設定すると、エンドユーザーは 2 つのシステム間でお互いの空き時間情報を確認できるようになります。この情報は、Google カレンダーの [時間を探す] 機能と Microsoft Outlook のスケジュール アシスタント機能をお使いの場合に参照できます。カレンダーの相互運用はリアルタイムで機能し、Android 版、iOS 版、ウェブ版の Google カレンダーでサポートされます。

簡単な設定とトラブルシューティング
G Suite 管理者は、ユーザーの空き時間情報の検索を有効にすることができます。それには、管理コンソールの [アプリ] > [G Suite] > [カレンダーの設定] にアクセスし、[カレンダーの相互運用管理] を選択します。


ヘルプセンターに掲載されている設定ガイドに従って、このページから Google カレンダーと Microsoft Exchange の相互運用を設定してください。

また、相互運用の設定と維持に役立つよう、新たに次の 2 つのツールをリリースします。
  1. 管理者がワンクリックで設定のステータスを把握できるよう相互運用の新しいトラブルシューティング ツール(英語)をご用意しました。すべて正常に機能している場合は、その旨がツールに表示されます。問題が発生している場合は、人間の読める文字形式で詳細なエラー内容が表示されるため、原因の特定に役立てることができます。
  2. 管理コンソールの [レポート] に、相互運用に関するログが表示されるようになります。このログにより、管理者は相互運用が正常に機能しているかをユーザーごとに確認できます。
カレンダーの相互運用をすでに設定いただいている場合は、このたびの新しい設定への移行をぜひご検討ください。移行手順について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

カレンダーの相互運用機能の詳細や利用を開始する方法については、ヘルプセンターをご覧ください。
本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細:

即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:

G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:

完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:

管理者のみ

対応:

管理者による対応を推奨

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