2018年2月14日水曜日

G Suite Device Policy アプリを使わずに、Android 搭載端末を管理する

この記事は 1 月 31 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

昨年 Google は、iOS 用の基本モバイル管理をリリースしました。従業員の iOS デバイスを管理するこの機能は、従業員が MDM エージェントやプロファイルを設定していなくても使用することができます。これと同じ機能が Android にも追加されました。

本日より、G Suite 管理者は、G Suite Device Policy アプリを端末にインストールするよう要求することなく、従業員が職場に持ち込む Android 搭載端末に対して基本的なセキュリティ対策を義務付けることができます。これを行うには、管理者は管理コンソールで、[端末管理]>[セットアップ]>[モバイル管理]>[モバイル管理の有効化] で [基本] を選択します。
 

基本モバイル管理が有効になっている場合、管理者は次の操作を実行できます。
  • 端末の画面ロックを設定する。*
  • 企業アカウント(端末全体ではない)をワイプする。
  • 端末の一覧を表示、検索、管理する。

基本モバイル管理により、個人データがワイプされることなく、企業アカウントにアクセスできるため、エンドユーザーにとっても業務で各自の端末を使いやすくなります。
詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

* G Suite Device Policy アプリがインストールされている端末の場合は、Android L 以前を搭載する端末でのみ画面ロックを適用することができます。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: モバイル端末管理機能を設定する


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