2018年2月5日月曜日

Gmail の添付ファイルのコンプライアンス機能を強化

この記事は 1 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

G Suite の管理者として重要な仕事の 1 つは、組織のデータが部外者の手に渡らないようにすることです。Gmail のデータ損失防止(DLP)を使用すると、ユーザーの送受信メール トラフィックをスキャンして、体系的に処理できるようになります。このたびのリリースでは、特に添付ファイルのコンプライアンスにおける機能が強化されます。

これまでは、Gmail の添付ファイルの検索にカスタム* ファイル形式を指定すると、メールの添付ファイルのファイル名拡張子の MIME ヘッダーのみがスキャンされていました。そのため、送信者が添付ファイルの拡張子名を変更した場合は、フラグが付かない可能性がありました。現在は、[ファイル形式にも基づいてファイルの一致を調べる(サポートされる形式)] チェックボックスをオンにすると、添付ファイルのコンテンツもスキャンしてファイル形式が特定されるようになりました(サポートされるファイル形式のいずれかに該当する場合)。
これにより、添付ファイルのコンプライアンスが向上し、組織内のデータ損失をより確実に防ぐことができます。添付ファイルのコンプライアンス ルールの設定について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

*このリリースは、カスタム ファイル形式の検索のみを対象としたものです。その他のファイル形式(Office ドキュメント、動画、画像など)を検出する添付ファイルのコンテンツのスキャンはすでに実装されています。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: 添付ファイルのコンプライアンス ルールの設定