2019年6月21日金曜日

ドキュメントの比較を使った Google ドキュメントの変更履歴の確認

この記事は 6 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要

2 つの Google ドキュメントをより簡単に比較できるようになりました。この機能を使うと、2 つのドキュメント間の違いが [編集の提案] として新しい版のドキュメントに表示されます。

ご利用対象

エンドユーザー

利点

この機能を使うと、2 つのドキュメント間で変更履歴を簡単に確認できます。たとえば、学校の先生はこのツールを使って生徒が書いた作文の版を比較し変更を確認することで、採点にかける時間を節約できます。

また、ビジネス ユーザーは契約交渉中にこのツールを使って交渉過程の全体を通して変更された条件を確認したり、契約書の初稿と最終稿を比較したりできます。

開始方法

  • 管理者: ご対応の必要はありません。
  • エンドユーザー: ドキュメントの比較方法は以下のとおりです。
    • 任意の Google ドキュメントを開きます。これが「基本」ドキュメントになります。
    • ツールバーで、[ツール] > [ドキュメントを比較] を選択します。
      • 表示されるダイアログで、[ドキュメントを選択] をクリックして、比較の対象となる 2 つ目の Google ドキュメントを選択します。
      • [相違点の対象ユーザー] 欄に、比較を出力するファイルで提案したユーザーとして表示されるユーザーの名前を入力します。
    • [比較] を選択します。
新しいドキュメントが生成され、両方のドキュメントでの編集の提案がすべて承認済みのものとして表示されます。両ドキュメント間の違いは、[相違点の対象ユーザー] 欄にて指定したユーザー名でラベル付けされた編集の提案として確認できるようになります。

補足

ドキュメントのオーナーと編集権限のあるユーザーは、この機能を使用してドキュメントを比較できます。

関連情報


リリース時期

展開の詳細


G Suite のエディション

  • G Suite のすべてのエディションが対象


デフォルト設定

  • この機能はデフォルトで有効になります。




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