2019年8月1日木曜日

G Suite アラート センターに異常検出機能(ベータ版)を導入

この記事は 7 月 31 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要

このたび、Google ドライブに関する異常アラート機能のベータ版をリリースいたします。Google ドライブで通常とは異なる操作が行われたことで潜在的なデータ漏洩のリスクが生じた場合に、G Suite の特権管理者およびアラート センターの権限の委任を受けた管理者にアラートが通知されます。Google の機械学習モデルが Google ドライブ内のセキュリティ信号を分析し、潜在的なセキュリティ リスク(ファイルの異常な外部共有およびダウンロードに関するデータ漏洩やポリシー違反など)を検出します。
 
 

ご利用対象

管理者のみ

利点

大半の管理者にとって最大の懸念である組織のセキュリティに対する脅威を、常に把握できます。

このたびリリースされるベータ版では、データ漏洩や異常なユーザー操作パターンなどの潜在的なセキュリティ リスクが積極的に通知されます。これらをセキュリティ管理者が通知なしに見つけることは容易ではありません。

また、アラート センターには G Suite 向けのセキュリティ センター調査ツールが統合されているため、アラート センターから直接対策を講じることができます。

ご利用方法

  • 管理者: こちらのフォーム (英語) からベータ版をお申し込みください。
  • エンドユーザー: ご対応の必要はありません。

詳細

このベータ版では、以下の 2 種類のアラートが新しくリリースされます。
  • ドライブでの異常な外部共有に関するアラート: ドライブでの外部ユーザーへの異常な共有に基づき、潜在的なデータ漏洩リスクをセキュリティ管理者に通知します。
  • ドライブでの異常なダウンロードに関するアラート: ドライブからの異常なダウンロードに基づき、潜在的なデータ漏洩リスクをセキュリティ管理者に通知します。

関連情報

対象

G Suite のエディション
  • G Suite Enterprise および G Suite Enterprise for Education が対象
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits は対象外

G Suite の最新のリリース情報を入手する