2019年10月19日土曜日

Google スプレッドシートでグラフ要素を直接クリックして移動、削除が可能に

この記事は 10 月 15 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要

このたび Google スプレッドシートに、グラフのカスタマイズを容易にする新機能が加わります。データラベル、グラフタイトル、凡例を直接クリックし、ドラッグすれば移動を、Delete キーまたは Backspace キーを押せば削除を行えます。
Google スプレッドシートでグラフ要素を削除
Google スプレッドシートでグラフ要素を移動

ご利用対象

エンドユーザー

利点

これらの機能を使用することで、グラフのレイアウトを柔軟に調整できます。たとえば、重なっているデータラベルの位置を調整し、重要なデータポイントを目立たせることができます。グラフ領域内にある凡例の位置を移動し、グラフのスペースを最大限に広げることも可能です。

ご利用方法

  • 管理者: ご対応の必要はありません。
  • エンドユーザー: ヘルプセンター記事で、選択および移動できるグラフ要素についてご確認ください。


補足

グラフ要素のまとまり(一連のデータラベルなど)をクリックすると、まずその全体が選択されます。その中の個々の要素(特定のデータラベルなど)を操作したいときは、目的の要素を再度クリックします。

ほとんどのグラフ要素を移動および削除することができますが、データによって位置が決まる要素は対象外です。つまり、グラフタイトルや凡例などの要素は移動できますが、データポイントは固定されたままとなります。

また、今回のリリースによって、キーボードでもグラフ要素を操作できるようになりました。
  • Tab キー: 要素間を移動する
  • Enter キー: グループ内の個々の要素を選択する
  • Esc キー: 個々の要素からグループに戻る
  • 矢印キー: 選択した要素を移動する
スクリーン リーダーをご使用の場合は、グラフ要素の移動が音声で案内されます。

関連情報


リリース時期

展開の詳細
G Suite のエディション 
  • G Suite のすべてのエディションが対象
デフォルト設定(有効または無効) 
  • これらの機能はデフォルトでご利用いただけます。



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