2020年7月21日火曜日

近日提供予定: G Suite の統合型ワークスペースで作業を効率化

この記事は 7 月 15 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要

Chat、Meet、Gmail に 1 か所からアクセスできる新しい統合型ワークスペース環境をデスクトップとモバイルで利用できるようになります。リリースの詳細については、Google Cloud 公式ブログ(英語)での発表をご覧ください。また、リリースの正確な時期については、今後数週間以内に発表される G Suite アップデート ブログでご確認ください。
今年、Google はウェブで利用できる Gmail の Chat と、ウェブモバイルで利用できる Gmail の Meet を導入しましたが、さらに今回のリリースでは、モバイルで利用できる Gmail の Chat を追加し、ウェブとモバイルの両方でチャットルームでのコラボレーション機能を強化します。チャットルームでファイルとタスクを共有できる機能が加わり、長期的なプロジェクトを進める際の使いやすいソリューションとなります。
ウェブとモバイルのどちらでも、Gmail は次の 4 つのコンポーネントで構成されるようになります。
  • メール: これまでと変更はありません。従来の Gmail をそのまま利用できます。
  • Chat: 1 対 1 または少人数のグループで直接メッセージをやり取りできます。
  • チャットルーム: チャット、ファイル、タスクを共有することができ、チーム プロジェクトを円滑に進めるうえで役立ちます。
  • Meet: 直近で開催される会議を確認して参加することができます。
モバイルの Gmail 内の [メール]、[Chat]、[チャットルーム]、[Meet] タブ

チャットルームでのファイルとタスクの共有

対象

管理者とエンドユーザー

利点

今回のリリースでは、一緒に仕事をする人、仕事に必要なコンテンツ、タスクに 1 か所からアクセスして効率的に仕事を進めることができます。ビデオ会議、チャット、メール、ファイル、タスクなどの主要なツールが統合されるだけでなく、効果的に連携して使用できるため、どこからでも簡単に状況を把握できます。
コミュニケーションとコラボレーションのツールを一元化したことで、次のことが可能になります。
  • 即座にアプリを切り替え
  • 仕事に合わせて適切な手段を選択
  • プロジェクト作業で効果的にコラボレーション
  • メールとチャットを 1 か所で検索
この Gmail の新しい統合型の環境によって、どこで仕事をしていても高い集中力と生産性を維持し、効果的にコラボレーションできるようになります。

追加情報

さらに、今回のリリースでは Gmail の画面を開いたまま、チームでドキュメントを開いて共同編集することが可能になり、そのときに作業をしていた場所で直接簡単にコラボレーションできるようになります。
仕事に優先順位を付けて集中力を維持するために役立つ新しいツールもいくつか導入され、次のようなことが可能になります。
  • グループのタスクを割り当てる
  • チャットルームでタスクの更新について通知を受け取る
  • 重要なチャットルームを固定して、簡単にアクセスできるようにする
  • 現在の状態を「対応不可」に設定する
  • Chat でステータス(「不在」など)を通知して自分の時間を確保する
  • チャットルームで共有されたファイルを閲覧する

ご利用にあたって

管理者: これらの機能は、[Chat を選択] が有効になっているすべてのドメインにリリースされます。[Chat を選択] は組織部門(OU)またはドメインレベルで有効にすることができます。支障が生じないようにするために、組織全体を一括して移行することをおすすめします。
エンドユーザー: Gmail の Chat および Gmail の Meet の有効化と無効化の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。

対象

  • G Suite をご利用のすべてのお客様が、今後数週間以内に利用できるようになります。リリースの正確な時期については、G Suite アップデート ブログでご確認ください。

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