iOS 向けの新しいデータ保護設定により、Google Workspace アカウントと個人の Google アカウント間のデータ共有を保護
2021年5月26日水曜日
この記事は 5 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
管理者向けに新たに加わった設定により、iOS 上の Gmail、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドにおいて、Google Workspace アカウントと個人の Google アカウント間のデータやコンテンツの共有を制限できるようになりました。
データ保護設定が有効になっている場合、ユーザーがコンテンツ(ファイル、メール、コピーして貼り付けたコンテンツなど)を共有したり保存したりできるのは Workspace アカウント内に限られます。これにより、ユーザーが個人の Google アカウントとファイルを共有したり、個人の Google ドライブにファイルを保存したりするのを防ぐことができます。
対象
管理者とエンドユーザー
利点
iOS 上の Google アプリケーションはマルチユーザー ログインに対応しており、ユーザーは個人の Google アカウントと Google Workspace アカウントの両方で Gmail、Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドにアクセスできます。ユーザー アカウント間のデータ共有を管理者が制御することで、意図しないデータ共有を極力防ぐことが可能です。以前リリースされたコピーと貼り付け、およびドラッグ&ドロップを制限する設定を含め、これらのセキュリティ設定を行うことで iOS 上にある企業データの安全性を高めることができます。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能はデフォルトでは無効になっており、組織部門またはドメイン単位で有効にできます。iOS デバイスに設定を適用する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー: この機能にはエンドユーザー向けの設定はありません。管理者がこの機能を有効にしている場合、ユーザーは企業の Google Workspace コンテンツを Google Workspace アプリ間で安全に共有できます。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: リリースは完了しています。
ご利用対象
- Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Plus をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Education Plus、Frontline、Nonprofits をご利用のお客様、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外