この記事は 01 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google は、Google Meet ハードウェアの周辺機器と接続の問題を管理者に通知する問題検出エンジンを改善しました。今回の改善によってアラートの信頼性が高まり、不要な通知や誤通知が軽減されます。
さらに、デバイスの問題に関する詳細な情報を表示するために、管理コンソールの [Google Meet ハードウェア] のデザインを大きく変更しました。次のような新機能により、管理者はデバイスの問題をより適切にトラブルシューティングできるようになります。
- 問題の履歴ページ
- デバイスリストのクイック フィルタ
- 問題の詳細を表示するサイドバー
- 問題の集計件数を示す列
詳しくは以下をご覧ください。
対象
管理者
この機能の意義
正確性とアラートに関連する情報の改善と、トラブルシューティング ツールの追加により、管理者は環境内の Google Meet ハードウェアの問題を迅速に解決できるようになります。
詳細
問題の履歴ページ
デバイス状態の経時的変化に関する詳細な情報とコンテキストを提供するために、管理コンソールに [問題の履歴] ページを追加しました。管理者は特定のデバイスの問題を視覚的なタイムラインと表で確認できます。また、日付や問題の種類を指定して情報をフィルタリングできます。
管理コンソール内の Google Meet ハードウェアのデバイス セクションを改善
デバイスのリストページの上部にクイック フィルタを追加しました。デバイスをすばやくフィルタリングして、オフライン状態のデバイス、サポート終了間近のデバイスなど、よく使用するビューを表示できます。
また、デバイスのリストページまたはデバイスの詳細ページで問題をクリックすると、デバイスの問題に関する次のような詳細情報をサイドバーで確認できます。
ご利用にあたって
- 管理者: これらの新機能は自動的にご利用いただけるようになります。接続と周辺機器に関するアラートを有効にする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- 注: これらの更新が展開されると、30 日以上解決していない問題に関する今後の解決アラートに、最初のアラートとは異なるアラート ID が含まれることがあります。Google ではこのような事象が発生することはほとんどないと予測しています。ただし、カスタムのタスク管理システムを構築してこれらのアラートと連携させている場合は、システム内のロジックでアラート ID を使用している可能性がありますのでご注意ください。今後発生するアラートは影響を受けません。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。エンドユーザーによるご対応の必要もありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 1 月 12 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様、および G Suite Basic または Business をご利用のお客様。ご利用には Google Meet ハードウェア デバイスが必要です。