代理人によるメール操作の詳細をセキュリティ調査ツールで確認
2022年3月28日月曜日
この記事は 3 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
委任されたユーザーがメール配信後に行った操作を、管理者の方がセキュリティ調査ツールで確認できるようになりました。具体的には、代理人が行った以下の操作を確認できます。
- メールを開く、メールに返信する、メールを未読にする
- メールをゴミ箱に移動する、メールを受信トレイに戻す
- リンクまたは添付ファイルをクリックする
- 添付ファイルをダウンロードする
対象
管理者
利点
調査や監査に関係するユーザーの操作を正確に理解することは重要です。このたびの変更により、管理者の方は、アカウント所有者ではなく委任されたユーザーによって実行された操作を詳細に把握できるようになります。
ご利用にあたって
- 管理者: 管理コンソールで [セキュリティ調査ツール] > [Gmail のログのイベント] > [代理人] 列と [代理人あり] 列に移動します。ヘルプセンターにて、セキュリティ調査ツールの詳細、ユーザーのログイベントを検索して調査する手順、調査ツールでの検索のカスタマイズに関する記事をご確認ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーによる対応は必要ありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 3 月 18 日以降、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、G Suite Business をご利用のお客様は対象外