この記事は 03 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

管理コンソールの監査ログのユーザー インターフェースが更新され、より詳細な分析情報とクエリに基づくレポートを取得できるようになります。このたびの変更により、セキュリティ調査ツールと類似したユーザー インターフェースになり、管理コンソール全体で、レポート機能の操作の一貫性が向上します。
 
 
改良点は以下のとおりです。
  • 検索属性オプションの拡張: 新しい検索フィールドが追加され、管理者の方が簡単に検索属性を見つけて適用できるようになります。リストの項目が多い場合(16 項目以上)は、よく使う属性を固定することもできます。
  • 「フィルタ」または「条件作成ツール」モードでの検索が可能に: 
    • フィルタモードを使用すると、管理者の方は、シンプルなパラメータと値のペアを追加して、検索結果をフィルタできます(外部と共有され、且つセンシティブ データが含まれているファイルや、添付ファイルがある外部メールなど)。
    • 条件作成ツールモードを使用すると、以前に適用したフィルタが AND や OR 演算子で連結された条件として管理者の方に表示され、そこからさらに検索結果を絞り込むことができます。
  • 調査ツールの新しいデータソース: データソース リストにソースが追加され、合計 31 個になりました。データソースの完全なリストをご覧ください。
 
 
 

対象

管理者
 
 

利点

このたびの更新および効率化により、管理者の方は、ツールを切り替えることなく、組織内のセキュリティ問題を特定し、優先順位を付け、対処することができます。また、特定の検索属性を設定してフィルタしたり、レポートルールとアクティビティ ルールを構築したりする新しい方法が追加されたことで、組織内で何が起こっているのかをさらに簡単に把握できるようになります。
 

 

補足情報

管理者の方は、監査ログのデータを CSV ファイルに書き出すことができなくなります。今後は、Google スプレッドシートにのみ書き出すことができます。上記の改良点に加えて、既存の一部データソースにつき名前の変更や他のデータソースとの統合を行ったほか、UI の小規模な変更も実施しました。変更内容の一覧につきましては、ヘルプセンターのこちらの記事をご覧ください。
 

ご利用にあたって

 

リリース スケジュール

 

対象

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、および従来の G Suite Basic または Business をご利用のお客様
 

関連情報