コンテキストアウェア アクセス修復機能がアクセス拒否の詳細情報を提供
2022年6月16日木曜日
この記事は 6 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
コンテキストアウェア アクセスを使用する管理者は、エンドユーザーのアクセスがブロックされた場合に、ユーザー修復機能を使用してエンドユーザーに詳細情報を提供できるようになりました。これにより、エンドユーザーは Google Workspace に再度アクセスするために必要な措置をすばやく把握できます。
対象
管理者とエンドユーザー
利点
コンテキストアウェア アクセスを使用すると、管理者はユーザー ID、所在地、デバイスのセキュリティ状態、IP アドレスなどの属性に基づいて、詳細なアクセス制御ポリシーをアプリに割り当てることができます。要件を満たさない場合、ユーザーまたはデバイスはそれぞれのアプリにアクセスできなくなります。
現在、エンドユーザーは管理者に連絡してサポートを受けることしかできませんが、これは不必要な遅延、離脱、サポートコールの原因となります。エンドユーザー修復機能により、管理者は、なぜアクセスが拒否されたのか、アクセスを復元するためにどのような手順が必要なのかをユーザーに詳しく説明できるようになります。
さらに、管理者が修復機能を有効にすると、修復が有効であることを示すメッセージが管理コンソールに表示されます。各修復アクションはアクセス拒否の原因となっている属性に対応しています。エンドユーザーに表示される実施可能な修復アクションの一覧については、ヘルプセンターをご覧ください。
ご利用方法
- 管理者: 管理者は、管理 UI で [セキュリティ] > [コンテキストアウェア アクセス] > [ユーザーへのメッセージ] に移動して、[コンテキストアウェア アクセス] セクションで新しい修正メッセージを適用できます。コンテキストアウェア アクセスの修正メッセージでユーザーがアプリのブロックを解除できるようにする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー: アクセスが許可されていない状態で Google Workspace アプリにアクセスしようとすると、エンドユーザーには次のメッセージが表示されます。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 6 月 6 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace Enterprise Plus、Education Plus、Cloud Identity Premium をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Education Fundamentals、Frontline、Nonprofits、および従来の G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外