この記事は6 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

管理者は、Google Voice の通話の録音オプションを、組織のどの組織部門またはグループに対しても設定できます。着信、発信、またはその両方の通話を自動的に録音することも、ユーザーが手動でそれぞれの通話を録音できるよう許可することもできます。通話を自動的に録音する機能を有効にすると、この機能が有効になっていることがユーザーに通知されます。
 
 
どちらのオプションでも、管理者は、録音が開始されると音声による通知が流れるよう設定できます。また、通話を手動でオンデマンド録音する場合、管理者は、録音が終了すると通知されるよう設定できます。
 
 
管理者は録音されたすべての通話に Google Vault からアクセスできます。ユーザーは自分自身の録音に Voice の通話ログからアクセスできます。
 
 
 
 

対象

管理者とエンドユーザー
 
 

利点

管理者にとって、通話録音はポリシー管理とコンプライアンスの重要なコンポーネントです。お客様との通話を録音することにより、やり取りを適切に追跡できる記録があることが明確になります。お客様のリクエストを処理する前に記録が必要となるビジネス プロセスにおいては、通話を録音、確認してはじめてリクエストが成立します。
 
 
ユーザーにとって、あとで確認できる通話の録音はメモを取る代わりの手段となり、組織内で共有することもできます。
 

ご利用にあたって

 
  • 管理者: 通話を自動的に録音するオプションは、デフォルトで無効になります。ユーザーに通話の録音を許可するオプションは、デフォルトで有効になります(通話の録音の最初と最後に通知されます)。どちらのオプションも、組織部門レベルまたはグループレベルで変更できます。Voice の通話の録音を制御する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
 
 
 
Google Voice の [設定] で通話の録音オプションをカスタマイズできます
 
  • エンドユーザー: 通話の録音を有効または無効にできる、エンドユーザー向けの設定はありません。管理者が自動録音を有効にしている場合、Voice の通話画面に [AUTO REC] という通知が表示されます。
自動録音が有効の場合、ユーザーに対し [AUTO REC] と表示されます
 
 
 
管理者がオンデマンド録音を有効にしている場合は、Voice の画面に録音ボタンが表示されます。
 
オンデマンド録音が有効の場合、ユーザーは録音ボタンを押して通話を録音できます
 
 
 

リリース スケジュール

  • 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン
    • 通話の自動録音の管理者設定: 2022 年 6 月 14 日以降、長期的に展開(機能の実装に 15 日以上かかる場合があります)。
    • 有効にすると、自動録音とオンデマンド録音は 2022 年 7 月 11 日前後に使用できるようになります。
 

対象

  • 通話の自動録音は、Google Voice Premier のすべてのお客様にご利用いただけます
  • 通話のオンデマンド録音は、Google Voice Premier と Google Voice Standard のすべてのお客様にご利用いただけます
 

関連情報