管理コンソールのストレージ管理ツールを更新
2022年11月2日水曜日
この記事は 10 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google は 2022 年 4 月、組織全体のストレージを管理するさまざまな新しいツールをリリースしました。これらのツールを使えば、ユーザー、グループ、組織全体のストレージ使用量をより詳しく把握し、管理することができます。このたび各ツールをさらに便利にご利用いただけるよう、以下を順次展開していきます。
- 新しいストレージ管理者ロール
- 共有ドライブに保存容量の上限を適用する機能(近日提供予定)
- [共有ドライブの管理] ページに [共有ドライブ ID] 列を追加(近日提供予定)
詳しくは以下をご確認ください。
対象
管理者
利点
新しい「ストレージ管理者」ロールを使用すれば、特権管理者がストレージ管理ツールへのアクセス権を委任できるようになります。委任された管理者は、ストレージ使用量を確認し、管理することができます。新しいストレージ管理者ロールは今後数日で展開されます。管理者は、管理コンソールの管理者ロールのページから新しいストレージ管理者ロールを委任できます。
今後数か月のうちに、管理者は社内または組織部門内の共有ドライブに対して、保存容量の上限に関するポリシーを適用できるようになります。これによって組織のニーズに適したストレージの設定や管理をより行いやすくなり、共有ドライブ ID を使用して共有ドライブを一意に識別できるようになります。これらの機能が利用可能になりましたら Google Workspace アップデート ブログでお知らせします。
共有ドライブに保存容量の上限を適用
共有ドライブのストレージ情報
ご利用にあたって
- 特権管理者: 管理コンソールの [アカウント] > [管理者ロール] から、新しいストレージ設定の管理者ロールを委任できます。
- 管理者: ストレージに関する権限が付与された管理者は、詳しい情報を確認して、組織内のストレージをより効果的に管理するための対策を講じることができます。ヘルプセンターで、Google Workspace のストレージおよび共有ドライブのユーザーとそのアクティビティを管理する方法についての記事をご確認ください。
- Google Workspace for Education をご利用のお客様: ヘルプセンターで、Google Workspace for Education のストレージについての記事をご確認ください。
- エンドユーザー: ヘルプセンターで、ストレージの管理についての記事をご確認ください。
展開スケジュール
ストレージ管理者ロール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 10 月 18 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
共有ドライブに対する保存容量の上限の適用、共有ドライブ ID
- ご利用いただけるようになりましたらあらためてお知らせします。
対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様、および従来の G Suite Basic または Business をご利用のお客様
関連情報
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 管理者権限の定義
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 既定の管理者ロール
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 組織全体での保存容量の使用状況を確認する
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 特定の共有ドライブのデータポリシーを管理する
- Google Workspace for Education の保存容量
- Google ヘルプ: Google ドライブ ストレージ内のファイルを管理する
- Google Workspace アップデート ブログ: 管理コンソールの新しいストレージ管理ツールにより、ストレージ関連のアクティビティやポリシーの管理が簡単に