2023年6月12日月曜日

Google Meet で閲覧者モードを使って会議の流れをより詳細に管理

この記事は 6 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

大規模な会議で進行や参加者の調整がしやすくなるよう、カレンダーの招待状を作成する際に [すべてのユーザーをデフォルトで閲覧者に設定] を選択できるようになりました。閲覧者とは会議に参加はしていても、自分の音声または映像を会議で共有できない人を指します。会議を主導する参加者、画面を共有する参加者、会議を管理する参加者は、共同主催者、投稿者として指定できます。
 

対象

エンドユーザー
 

利点

ウェビナーや報告会といった大規模な会議で Google Meet を使用する場合は、参加者を「閲覧者」として指定することで、音声が途切れるなど会議の妨げになる要因を減らすことができます。また、この機能を使うことで、会議の内容と話し手に参加者が集中できます。
 
Google Meet の [ビデオ通話オプション](歯車アイコン)> [ゲスト] で閲覧者を設定します。
 
 
参加するグループの人数がもっと多い場合、主催者は閲覧者を投稿者に移行できます。このアップデートにより、Google Meet の通話機能を使った大規模な会議の主催と会議への参加がよりシームレスになります。
 
[ユーザー] パネルで閲覧者と投稿者の切り替えが可能です
 
 
閲覧者は、Q&A やアンケートといった Meet の機能を使用できますが、会議中のチャットや絵文字リアクションは使用できません。今後使用できるようになる予定のため、詳細が決まり次第、アップデート ブログで最新情報をお知らせします。


補足情報 

 

Google Workspace Enterprise Plus をご利用のお客様は、会議の参加者を 1,000 人(うち 500 人の参加者は閲覧者)まで増やせます
これらの新しい閲覧者のロールと投稿者のロールを使うことで、Google Workspace Enterprise Plus をご利用のお客様は、会議の参加者を 500 人から 1,000 人まで増やせます。主催者が会議を事前に設定しない場合、会議に参加した投稿者が 500 人に達した時点ですべてのユーザーは閲覧者に指定されます。

 
閲覧者の機能が使えるその他の Google Workspace のエディションの場合、会議の最大参加者数に変更はありません。
 

ご利用にあたって

  • 管理者: この機能に管理者向けの設定はなく、対応も必要ありません。
  • エンドユーザー: 
    • カレンダーで会議を作成または編集する際に、[ビデオ通話オプション](歯車アイコン)> [ゲスト] で閲覧者を設定できます。
    • 会議中の場合は、ユーザーパネルでオーバーフロー メニュー(3 つの点のアイコン)から [投稿者を設定] を選択して、閲覧者を投稿者に移行できます。

リリース スケジュール

対象

閲覧者の割り当て
  • Google Workspace Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Teaching & Learning Upgrade、Education Plus をご利用のお客様
 
1,000 人まで会議に参加可能
  • Google Workspace Enterprise Plus をご利用のお客様