この記事は 6 月 16 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google は昨年、スマート キャンバスを拡張してサードパーティのスマートチップに対応する予定であることを発表しました。サードパーティのスマートチップとは、サードパーティ製アプリの重要な情報を直接 Google ドキュメントに追加し、表示して操作できる新機能です。本日は、Google ドキュメントでサードパーティのスマートチップが一般提供となり、すべてのユーザーが利用できるようになったことをお知らせいたします。
サードパーティのスマートチップが導入されたことで、デベロッパーはアプリを統合することが可能になりました。一部のパートナー(Atlassian、Figma、Miro、Whimsical など)はすでにスマートチップを作成して、ユーザーがアプリのコンテンツを直接 Google ドキュメントに埋め込めるようにしています。
サードパーティのスマートチップを利用するには、まず管理者またはユーザーが Google Workspace Marketplace からパートナーのアドオンをインストールしておく必要があります。その後、サードパーティのソースからリンクをコピーし、ドキュメントに貼り付けて Tab キーを押します。こうすると、ドキュメント内にスマートチップが挿入され、作業を妨げることなくアプリからの重要な情報を直接プレビューできます。
対象
管理者とエンドユーザー
利点
サードパーティのスマートチップは、スマート キャンバスの最新の革新的機能です。この機能により、ユーザーによる操作とデータをひとつのワークフローにまとめ、チーム作業に集中し、作業中のドキュメント内でコラボレーションすることが可能になります。
ご利用にあたって
- 管理者: サードパーティのスマートチップを作成、使用できるのは、デベロッパーがそのアプリケーションでチップを有効にしている場合のみです。また、そのアプリケーションの特定のアドオンをインストールするか、許可リストに登録して、エンドユーザーがこの機能を利用できるようにしておく必要があります。詳しくは、ヘルプセンターでドメイン内に Marketplace アプリをインストールする方法と、Google Workspace Marketplace アプリを管理する方法についての記事をご覧ください。
- デベロッパー: サードパーティのスマートチップを作成する方法について詳しくは、ヘルプセンターの記事をご確認ください。
- エンドユーザー: この機能を使用するには、サードパーティ製アプリケーションの特定のアドオンが管理者によってインストールされているか、許可リストに登録されている必要があります。他のアプリケーションからのサードパーティのスマートチップの挿入について詳しくは、ヘルプセンターの記事をご確認ください。
リリース スケジュール
- リリースは完了しています。
対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様と、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方。
関連情報
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: ドメイン内に Marketplace アプリをインストールする
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: Google Workspace Marketplace アプリを管理する
- Google ヘルプ: アドオンや Apps Script を使用する
- デベロッパー プレビュー: スマートチップを使用してリンクをプレビューする
- Google Workspace デベロッパー: Smart Chips for third-party services - New Feature!(サードパーティ サービスのスマートチップ - 新機能)
- Google ヘルプ: 他のアプリケーションからサードパーティ製スマートチップを挿入する