この記事は 08 月 01 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
このたび、機密性の高い Excel ファイルをインポートして、クライアントサイド暗号化を適用した Google スプレッドシートに変換する機能がオープンベータ版でリリースされました。暗号化した Google スプレッドシート ファイルに変更を加えても、暗号化された元の Excel ファイルには反映されません。
Google スプレッドシートで、[ファイル] > [インポート] に移動します。
補足情報
今回のリリースでは次の制限があります。
- インポートできるのは、.xslx 形式の暗号化された Excel ファイルのみです。
- 他の Excel および表形式のファイル形式はサポートされていません。
- スプレッドシートでサポートされない Excel 機能は、インポート中に無視されます。
- ファイルサイズの上限は 20 MB です。
- インポートできるセル数の上限は 500 万個です。
ご利用にあたって
- 管理者: クライアントサイド暗号化は、ドメイン単位、OU 単位、グループ単位で有効にすることができます([管理コンソール] > [セキュリティ] > [アクセスとデータ管理] > [クライアントサイド暗号化])。クライアントサイド暗号化について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- エンドユーザー: クライアントサイド暗号化が管理者に有効化されたら、ヘルプセンターの暗号化されたファイルをドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドで使ってみるで詳細をご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース、計画的リリースを利用しているドメイン: 2023 年 8 月 1 日より段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様