この記事は 8 月 23 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google は、Apps Script デベロッパーの利便性向上に取り組み続けています。このたび、デベロッパーが以前にデプロイしたスクリプト バージョンを表示したり、現在のスクリプト バージョンと比較したりできる新しいインターフェース、プロジェクト履歴を発表する運びとなりました。
デベロッパーはプロジェクト履歴を使用して、以前にデプロイしたスクリプト バージョンのコードを表示できます。また、[変更のハイライト表示] を使用して、選択したバージョンと現在のバージョン(ヘッド バージョン)の違いをすばやく比較でき、変更箇所を推測して探す必要がなくなります。Apps Script プロジェクトの編集権限を持っているユーザーなら誰でも、プロジェクト履歴にアクセスできます。プロジェクト履歴ページに移動するには、Apps Script プロジェクトを開き、[プロジェクト履歴] をクリックします。
プロジェクト履歴ページには、スクリプトの以前にデプロイされたバージョン(最大 200 件)とヘッド バージョンが表示されます。
ヘッド バージョンと比較するには、[変更のハイライト表示] をオンにします。
スクリプト バージョンについては、今後数週間のうちにさらに改善される予定です。
対象
デベロッパー
今回の変更の意義
Apps Script はローコード開発プラットフォームで、Google Workspace を統合、自動化、拡張するビジネス ソリューションをすばやく簡単に構築できます。Apps Script を使用すると、Google Workspace ユーザーは、ワークフローのカスタマイズ、自動化の作成、毎日使用するアプリケーションを接続する統合の構築を行うことができます。
スタートガイド
- デベロッパー: デベロッパー向けドキュメントを参照して、Apps Script の詳しい使用方法をご確認ください。以下の動画で、プロジェクト履歴を実際に使用している様子をご覧いただけます。
- Apps Script プロジェクトの編集権限を持っているユーザーなら誰でも、プロジェクト履歴にアクセスできます。プロジェクト履歴ページに移動するには、Apps Script プロジェクトを開き、[プロジェクト履歴] をクリックします。
リリース
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2023 年 8 月 23 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace をご利用のお客様
- 個人の Google アカウントをお持ちの方