Google Vault の監査ログが他の Workspace の監査ログと同じようにアクセス可能に
この記事は 12 月 4 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
このたび Google Vault の監査ログ機能が改善され、一般提供されましたのでお知らせいたします。この変更に伴い、管理コンソールで Vault の監査ログを他の Google Workspace アプリ(Gmail や Google ドライブなど)と同様に表示できるようになります。また、1 月には Reporting API から Vault の監査ログにアクセスして、ドメインによる Vault の利用を継続的に監視できるようになる予定です。これらの機能についても、ご利用いただけるようになり次第 Google Workspace アップデート ブログで詳しくお知らせいたします。
Vault の監査ログの場所と機能を他の Workspace アプリと同様にすることで、管理者は一貫性のある操作で、さまざまな場所を探し回らなくても必要な情報を見つけられるようになります。また、管理コンソールの監査ログに新しいリージョン単位のデータ処理機能を確実に反映させることができます。
補足情報
Vault の監査ログの保持期間、アクセス権、公開設定には変更はなく、それらを更新するには「監査の管理」権限が必要です。Vault の監査ログには、管理コンソールのほか、Vault のレポートや案件監査のリンクからもアクセスできます。詳しくは、ヘルプセンターで Vault 権限の設定についてご確認ください。
ご利用にあたって
- 管理者: 詳細については、ヘルプセンターで Vault のログイベントをご確認ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。エンドユーザーによるご対応の必要もありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2023 年 12 月 4 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様または Vault アドオン ライセンスをお持ちのお客様が対象です。