この記事は 9 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
サイバー脅威の状況は進化し続けており、悪意のある脅威が巧妙化し、その数も増加しています。小規模ビジネスには、大企業のような強固なセキュリティ対策を実施するための時間、リソース、専門知識が不足していることが多くあります。その結果、脅威アクターにとって狙いやすい標的と見なされることが少なくありません。
小規模ビジネスにおけるセキュリティ強化を支援するため、脅威対策、アカウントのセキュリティ、データ保護などの一連の分析情報とツールを提供するセキュリティ アドバイザーをリリースします。セキュリティ アドバイザーは、カスタマイズされたセキュリティ分析情報、管理コンソールでの実践的なガイダンス、簡素化されたデータ保護コントロールを提供します。これにより、企業は顧客データを安全に保護することができます。
セキュリティ アドバイザーを活用すれば、セキュリティ設定の適用がこれまで以上に簡単になります。推奨設定を手軽に導入でき、わずか数ステップで各組織の固有のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能です。そのため、組織のセキュリティ ポスチャーが強化され、管理作業の簡素化によって IT チームの効率が向上します。また、管理コンソールでガイド付きのアプリ内エクスペリエンスが提供されるため、セキュリティ設定の誤設定のリスクを軽減できます。
セキュリティ アドバイザーは、管理コンソールでのセキュリティ分析情報に加え、以下の機能を提供します。
- Chrome のセーフ ブラウジング保護強化機能
- Gmail のセーフ ブラウジング保護強化機能
- Gmail のセキュリティ サンドボックス
- データの保護
- アプリのアクセスを保護
[管理コンソール] > [セキュリティ] > [セキュリティ アドバイザー]
ご利用にあたって
- 管理者: 管理コンソールで [セキュリティ] > [セキュリティ アドバイザー] にアクセスします。セキュリティ アドバイザーの詳細と推奨設定の有効化については、ヘルプセンターをご確認ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 9 月 24 日より長期的に展開（機能の実装に 16 日以上かかる場合があります）
対象
- Google Workspace Business Starter、Business Standard、Business Plus