この記事は 8 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
本日から、Gemini Business、Enterprise、Education、Education Premium のいずれかのライセンスをお持ちの Google Workspace ユーザーは、Google ドライブやローカル デバイスから、さまざまなファイルを Gemini(gemini.google.com)にアップロードできます。
- TXT、DOC、DOCX、PDF、RTF、DOT、DOTX、HWP、HWPX、Google ドキュメントのような、ドキュメントとテキスト ファイル
- XLS、XLSX、CSV、TSV、Google スプレッドシートなどのデータファイル
補足情報
- 現時点では、Google ドライブからアップロードされたファイルに対して、コンテキストアウェア アクセス(CAA)はサポートされていません。コンテキストアウェア アクセスを使用すると、ユーザーのデバイスが組織の IT ポリシーに準拠しているかどうかなどの状況に基づいて、そのユーザーがどのアプリにアクセスできるかを制御できます。コンテキストアウェア アクセスの詳細をご確認ください。
- Google ドライブからのファイル アップロードは、Google ドライブ内のファイルのアクセス制御設定に従います。このため、ユーザーは自身が所有するファイルか、自身と共有されているファイルのみアップロードできます。
- 「その他の Google サービス」として Gemini にアクセスしている Google Workspace ユーザーはファイルをアップロードできません。
- Gemini for Google Workspace のライセンスがあり、コアサービスとしての Gemini にアクセスできるユーザーは、Google Workspace 利用規約、もしくは(教育機関の場合)Google Workspace for Education 利用規約が適用されます。コアサービスとして Gemini を使用する場合、チャットとアップロードされたファイルは、人間のレビュアーによって確認されず、生成 AI モデルの改善にも使用されません。
ご利用にあたって
- 管理者:
- すべての Gemini Enterprise、Business、Education、Education Premium のユーザーは、デフォルトでローカル ファイルのアップロード機能を Gemini(gemini.google.com)で利用可能です。
- Gemini(gemini.google.com)で Google ドライブからファイルをアップロードするには、Gemini の Workspace 拡張機能をオンにする必要があります。詳しくは、ヘルプセンターで組織で Google Workspace 拡張機能を有効または無効にする をご覧ください。
- ユーザーに対する Gemini(gemini.google.com)のオン / オフの切り替えや、Gemini Enterprise と Gemini Business に関する全般情報については、ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー:
- 最大 100 MB のファイルを、一度に 10 ファイルまでアップロード可能です。詳しくは、ヘルプセンターで Gemini ウェブアプリでファイルをアップロードし分析するをご覧ください。
- Gemini で Google ドライブからファイルをアップロードするには、拡張機能の設定で Google Workspace のアプリとサービスを接続する必要があります。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 8 月 27 日以降、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
対象
以下のアドオンをお使いの Google Workspace のお客様にご利用いただけます。
- Gemini Business、Enterprise、Education、Education Premium