2024年12月12日木曜日

Google ドライブ内のフォルダへのアクセスを制限する新しいベータ版の提供を開始

この記事は 9 月 16 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

管理者によって組織の共有ドライブが設定されている場合、共有ドライブの管理者は、以前は共有ドライブ内のフォルダへのアクセスを制限できませんでした。このたび、共有ドライブの管理者が共有ドライブ内のフォルダを特定のユーザーに制限できるベータ版の提供が開始されました。これにより、より柔軟な共有ドライブの管理が可能になり、関連性の高いコンテンツを単一の共有ドライブにまとめ、機密情報を含む共有ドライブへのアクセスを制限できるようになります。
 
「アクセス制限」のあるフォルダを開くことができるのは、そのフォルダに直接追加されたユーザーのみです。共有ドライブまたは共有フォルダへの一般的なアクセス権限を持つユーザーは、ドライブ内の制限されているフォルダを表示できますが開くことはできません。
 
対象となるお客様は、こちらのフォームを使用してベータ版にご関心があることをお知らせください。ご指定のドメインでベータ版の機能が有効化される前に、確認のメールをお送りします。
 
特定のフォルダへのアクセスを制限
 
 

対象

管理者とエンドユーザー
 
 

利点

アクセスが制限されているフォルダにより、ユーザーは、単一の共有ドライブまたは共有フォルダ内でプロジェクトごとにファイルを編成しながら、機密情報へのアクセスを適切なチームメンバーのみに制限できます。
 
 

補足情報

アクセスが制限されているフォルダは、共有ドライブとマイドライブの両方で使用できます。
  • 共有ドライブの管理者は、アクセス制限のあるフォルダに常にアクセスできます。
  • フォルダのオーナーは、マイドライブ内にあるアクセス制限のあるフォルダに常にアクセスできます。
 

ご利用にあたって

  • 管理者: 対象のお客様は、こちらのフォームでベータ版にご関心があることをお知らせください。数週間以内にご利用いただけるようになります。ベータ版への参加が承認されたお客様は、ヘルプセンターでアクセスが制限されているフォルダについての記事をご覧ください。
  • エンドユーザー: 
    • 共有ドライブの管理者またはマイドライブのフォルダのオーナーの場合は、共有ドライブに移動してアクセスを制限するフォルダを選択し、オーバーフロー メニューの [共有] をクリックして、右上隅にある [共有ドライブの設定] > [「フォルダ名」へのアクセスを制限] を選択します。詳しくは、ヘルプセンターでアクセスが制限されているフォルダについての記事をご覧ください。
    • アクセスが制限されているユーザーの場合、フォルダー名は表示されますがフォルダはグレー表示されます。
アクセスが制限されているユーザーの場合、フォルダー名は表示されますがフォルダはグレー表示されます。
 

対象

Google Workspace の対象エディション: 
  • Business Standard / Plus
  • Enterprise Standard / Plus
  • Essentials Starter / Enterprise Essentials / Enterprise Essentials Plus
  • Education Fundamentals / Standard / Plus、Teaching & Learning Upgrade
  • Nonprofits

関連情報