2025年1月8日水曜日

Google フォームで回答できるユーザーをより細かく制御するオプションを追加

この記事は 12 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

昨年、Google フォーム作成者が共有設定を使ってフォームに回答できるユーザーをより細かく制御できるようにする機能のベータ版がリリースされました。
 
これまで、フォーム作成者は 2 つの共有オプションを使用できました。ドメイン内のユーザーおよび信用できるドメインのユーザーのみが回答できるようにするオプションと、フォームを公開する(例: URL を知っていれば誰でも回答できる)オプションです。
 
一般提供が開始されたこの新しいオプションでは、フォーム作成者がフォームに回答できるユーザーを特定のユーザー、グループ、対象グループに限定できます。これは、ファイルのオーナーが Google ドライブにある Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google サイトの共有を制限する機能と似ています。
 
Google フォームで回答できるユーザーをより細かく制御するオプションを追加
 
 
 
 

対象

管理者、エンドユーザー、デベロッパー
 
 

利点

この機能は、フォームに回答できるユーザーを制御したい場合に役立ちます。たとえば、ビジネス リーダーは特定の組織部門からフィードバックをより効果的に収集して、それ以外のチームや組織部門がフォームに回答できないようにできます。同様に、教師はこの機能を使って、リンクを受け取った一部の生徒だけがテストにアクセスできるよう制限することができます。
 
 

ご利用にあたって

  • 管理者: この機能に管理者向けの設定はありません。
  • エンドユーザー: 
    • 回答者がフォームを表示して回答できるようにするには、フォーム作成者がフォームを公開する必要があります。
    • フォーム作成者はフォームにアクセスできるユーザーを確認して、回答できるのを特定のユーザー、グループ、対象グループに限定できます。
    • 詳しくは、ヘルプセンターでフォームを公開して回答者と共有するをご覧ください。
    • : 現在のところ、この機能は新規に作成したフォームでのみ使用でき、既存のフォームでは使用できません。
 

リリース スケジュール

対象

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、Workspace Individual 登録ユーザーの方、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方
    • 注: 上述の対象グループ機能は、Google ドライブ、Google ドキュメント、Google Chat でのみご利用いただけます。Google ドライブ、Google ドキュメント、Google Chat がこの機能に対応しているエディションは、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus です。Google ドライブ、Google ドキュメントがこの機能に対応しているエディションは、Business Standard、Nonprofits、G Suite Business です。
 

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