この記事は 3 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Gmail のデータ損失防止(DLP)が先日リリースされました。本日より、管理者はデータ損失防止ルールをトリガーする Gmail のメールの「機密コンテンツのスニペット」を確認できるようになります。このコンテンツはセキュリティ調査ツールに記録されます。管理者は、この情報をセキュリティ リスクの特定、誤検出でないかどうかの判断、適切な対処の決定に使用できます。
スニペットは、ドライブ、Chat、Chrome での DLP イベントではすでに利用できます。詳しくは、ヘルプセンターと以前の発表をご覧ください。
セキュリティ調査ツールのサイドパネルの [ログの詳細] に、一致したコンテンツとデータ検出項目の種類に関する情報が表示されます
ご利用にあたって
- 管理者:
- スニペットを確認する必要のある管理者全員に「機密コンテンツを表示」権限があることを確認してください。機密データをログの詳細で非表示にする、または再表示することができるのは、特権管理者に限られます。
- 詳しくは、ヘルプセンターでメールと添付ファイルのデータ漏洩の防止、DLP ルールをトリガーするコンテンツのスニペットの確認、Workspace の DLP を使用したデータ損失の防止、セキュリティ調査ツールについての記事をご覧ください。
- DLP スニペットは、管理コンソールの [セキュリティ] > [データ保護] > [データ保護の設定] > [機密コンテンツの保存] で設定できます。セキュリティ調査ツールでスニペットを表示するには、[説明] 列から任意の行を選択し、[機密コンテンツのスニペット] までスクロールすると、一致した検出項目の ID、一致コンテンツの開始文字、一致コンテンツの長さを確認できます。
リリース スケジュール
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即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 3 月 18 日以降、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション
- Frontline Standard
- Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、Teaching and Learning アドオン
- Enterprise Essentials Plus
- Chrome Enterprise Premium でも利用可能