この記事は 3 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
以前、Google は Salesforce と Google Workspace の AI 向けサードパーティ拡張機能を発表しました。本日より、Google Workspace で Gemini 用の Salesforce 拡張機能をインストールできるようになりました。これにより、Gmail のサイドパネルで Gemini から直接 Salesforce の情報を取得し、セールスリードと連絡先を作成できます。
Salesforce タスクのサポートも、メールまたは受信トレイから直接 Gemini にリクエストできます。たとえば、「Salesforce のリードを作成して」「Salesforce の連絡先を作成して」「Salesforce の [会社名] アカウント情報を見せて」などとリクエストします。
また、より複雑なアクションも実行できます。たとえば、「リードの会社情報を調べて」とリクエストすると、関連する情報の概要が返されます。また、[この販売の問い合わせに対応する] を使用して、Salesforce から Gmail に直接情報を取り込み、メール メッセージまたはスレッドに基づいてセールス ブリーフィングを生成することもできます。
対象
管理者とエンドユーザー
利点
Google Workspace の Gemini 用 Salesforce 拡張機能を使用すると、Gmail と Salesforce を切り替える必要がなくなり、Salesforce データに直接接続して CRM の操作性を向上させることができます。質問をするとすぐに回答が得られ、貴重な分析情報も得られます。これにより、潜在的な機会を発見しやすくなります。さらに、メールの要約、セールスリードを追加するクイック アクション、返信メッセージ候補などの機能により、情報の検索に費やす時間を減らし、販売に集中してより強固な顧客関係を構築できます。
補足情報
現時点では、ブラウザで Gmail を使用している場合に、英語でのみご利用いただけます。
ご利用にあたって
- 管理者:
- エンドユーザーがアクセスするには、管理者が Salesforce for Gemini 拡張機能をインストールするか、許可リストに登録する必要があります。詳しくは、ヘルプセンターで組織の Marketplace アプリの許可リストを管理する方法と Salesforce for Gemini 拡張機能へのアクセスを制御する方法をご覧ください。
- エンドユーザーがこの拡張機能を使用するには、Salesforce アカウントが必要です。
- エンドユーザー: この機能を使用するには、Salesforce アカウントが必要です。詳しくは、ヘルプセンターで Gmail で Salesforce for Gemini 拡張機能を使用する方法をご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: リリースは完了しています。
対象
対象の Google Workspace エディション:
- Business Standard、Business Plus
- Enterprise の Standard と Plus
- Gemini Education アドオンまたは Gemini Education Premium アドオンをご利用のお客様
- Gemini Business*
- Gemini Enterprise*