この記事は 4 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
今年に入り Google は、Gemini アドオンを別途購入しなくても、Workspace の Business プランおよび Enterprise プランで最先端の Google AI を直接利用できるようになることを発表しました。さらに先日、Google Meet と Google Chat の AI を活用した機能を Business エディションと Enterprise エディションに導入しました。そしてこのたび、利用可能な機能に「コンテキストに応じたスマート リプライ」が追加されました。
時間のないときや、適切な表現が思い浮かばないときは、Gemini がメールの内容を分析し、メッセージの意図を十分に考慮した詳細な返信を提案します。ユーザーがメールへの返信作成を開始すると、画面下部に、メールのスレッド内のすべての内容を考慮した返信候補が複数表示されます。それぞれの返信文にカーソルを合わせると、テキストのクイック プレビューを表示して状況に適したものを選択し、必要に応じて編集を加えたり、そのまま即座に送信したりできます。
対象
エンドユーザー
利点
コンテキストに応じたスマート リプライ機能により、時間を節約してメールへの返信を効率化できます。
ご利用にあたって
- 管理者: 詳しくは、ヘルプセンターで Gemini 機能の設定についての記事をご覧ください。
- エンドユーザー: この機能を利用するには、「スマート機能とパーソナライズ」が Gmail で有効化されていることを確認してください。詳しくは、ヘルプセンターで Google サービスのスマート機能とコントロールおよび Gmail のコンテキストに応じたスマート リプライについての記事をご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 3 月 20 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Business Starter、Business Standard、Business Plus
- Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus
Gemini for Workspace アドオンのお客様は、これらの機能をすでにご利用いただけます。なお、Gemini Business、Gemini Enterprise、AI Meetings & Messaging、AI Security アドオンは、2025 年 1 月 15 日をもって販売を終了しました。詳しくは、こちらのお知らせでご確認ください。