2025年6月29日日曜日

既存の Google フォームで回答できるユーザーをより細かく制御するオプションを追加

この記事は 6 月 23 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

昨年、Google フォーム作成者が、新しく作成したフォームに回答できるユーザーを共有設定から細かく制御するための機能がリリースされました。具体的には、フォーム作成者はフォームに回答できるユーザーを特定のユーザー、グループ、対象グループに限定できるようになりました。これはファイルのオーナーが Google ドライブにある Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google サイトの共有を制限するものと同様の機能です。
 
そしてこのたび、新しく作成したフォームだけでなく、既存のフォームでもこの機能をご利用いただけるようになりました。これにより、フォーム作成者は既存のフォームや古いフォームをアップグレードして、回答できるユーザーを細かく制御できます。
既存の Google フォームで回答できるユーザーをより細かく制御するオプションを追加

対象

エンドユーザー
 

利点

この機能は、フォームに回答できるユーザーを制御したい場合に役立ちます。たとえば、ビジネス リーダーは特定の組織部門からフィードバックをより効果的に収集して、それ以外のチームや組織部門がフォームに回答できないようにできます。同様に、教師はこの機能を使って、リンクを受け取った一部の生徒だけがテストにアクセスできるよう制限することができます。
 

ご利用にあたって

  • 管理者: この機能には管理者向けの設定はありません。
  • エンドユーザー: 
    • 回答者がフォームを表示して回答できるようにするには、フォーム作成者がフォームを公開する必要があります。
    • フォーム作成者はフォームにアクセスできるユーザーを確認して、回答できるのを特定のユーザー、グループ、対象グループに限定できます。
    • 詳しくは、ヘルプセンターで Google フォームをアップグレードしてアクセス制御を強化する方法をご覧ください。
 

リリース スケジュール

 

対象

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様と、個人の Google アカウントをお持ちのユーザー 
    • 注: 上述の対象グループ機能は、Google ドライブ、Google ドキュメント、Google Chat でのみご利用いただけます。Google ドライブ、Google ドキュメント、Google Chat がこの機能に対応しているエディションは、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus です。Google ドライブ、Google ドキュメントがこの機能に対応しているエディションは、Business Standard、Nonprofits、G Suite Business です。
 

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