2025年7月15日火曜日

Google ドライブの IRM の更新: ファイル オーナーと共有ドライブ管理者向けの強化された管理機能

この記事は 7 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Google ドライブでは、Information Rights Management(IRM)機能により、閲覧者と閲覧者(コメント可)によるドキュメントのダウンロード、コピー、印刷を禁止することが可能です。現時点では、個々のファイル オーナーが IRM を使用して、閲覧者と閲覧者(コメント可)によるファイルの印刷、コピー、ダウンロードを制限できます。今年、編集権限を持つユーザーに対して、管理者がこれらの操作を制限できる機能がリリースされました。

今後は、個々のファイル オーナーと共有ドライブ管理者の双方が、編集権限を持つユーザーに対して、印刷、コピー、ダウンロードの制限を適用できるようになります。編集者とオーナーは引き続きドキュメント自体を編集できますが、ドキュメント内容のコピーと貼り付けはドキュメント内でのみ可能です。

IRM の設定は機密コンテンツの漏洩防止に総じて役立つため、管理者とエンドユーザーの双方にとってメリットをもたらします。
 
 

ご利用にあたって

  • エンドユーザー: この機能が有効になると、すべてのプラットフォーム上の Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドで、ダウンロード、印刷、コピーする機能が表示されなくなります。注: 管理者による IRM 設定とファイル オーナーによる設定の両方がファイルに適用されている場合、管理者による設定が優先されます。詳しくは、ヘルプセンターでファイルの共有を停止、制限、変更する方法についての記事をご覧ください。
 

リリース スケジュール

 

対象

  • IRM の設定は、Google Workspace のすべてのお客様にご利用いただけます。
  • データ損失防止(DLP)ルールとコンテキストアウェア アクセスの条件は、以下の Google Workspace のエディションでご利用になれます。
    • Enterprise Standard、Enterprise Plus
    • Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、Teaching and Learning アドオン
    • Frontline Standard
    • Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus

リソース