SCIM 2.0 でユーザーを自動的にプロビジョニング
2016年7月20日水曜日
Google Apps では昨年、Microsoft Office 365、Salesforce、Workday、Dropbox といったさまざまなサードパーティ製アプリケーション向けにシングル サインオンのサポートを開始しました。これにより、エンドユーザーはサービスに簡単にログインできるようになり、Google Apps 管理者はエンドユーザーの ID やパスワードを効率的に管理できるようになりました。ただし、サードパーティ製アプリケーションでのエンドユーザーの ID の作成、変更、削除は依然として手動で行わなければならなかったため、手間がかかり、人為的ミスが発生する危険性がありました。そこで本日より、管理者がより簡単かつ迅速にこれらの処理を行えるよう、SCIM 2.0 を使用いたします。
このリリース以降、管理者は Salesforce.com やその他のアプリで自動ユーザー プロビジョニングおよびデプロビジョニングを設定できるようになります(サポート対象のアプリケーションは順次増やしていく予定です)。サードパーティ製アプリケーションに対して自動プロビジョニングを有効にすると、管理者はユーザーを管理コンソールで追加、変更、削除できるようになり、そのユーザーの情報はサードパーティ製アプリケーションでも追加、変更、削除されるようになります。また管理者は、すべての設定済みアプリについて、ユーザー プロビジョニングのステータスを確認し、レポートを取得することもできるようになります。
アプリのデプロビジョニングでも、管理者による詳細な設定が可能になります。たとえば、ユーザーの Google アカウントが削除されてから、そのユーザーのサードパーティ製アプリケーションのアカウントを停止、削除するまでの日数を指定できます。この設定を行っておくことで、ユーザーのアクセス権を直ちに削除すると同時に、アカウントを調査し、重要なデータがあれば保存または転送するための時間的余裕を設けることができます。
自動プロビジョニングの設定方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
本ブログの原文 (英語) は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象
展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)
対象:
管理者のみ
対応:
管理者による対応を推奨
より詳しく
ヘルプセンター:ユーザー プロビジョニング
このリリース以降、管理者は Salesforce.com やその他のアプリで自動ユーザー プロビジョニングおよびデプロビジョニングを設定できるようになります(サポート対象のアプリケーションは順次増やしていく予定です)。サードパーティ製アプリケーションに対して自動プロビジョニングを有効にすると、管理者はユーザーを管理コンソールで追加、変更、削除できるようになり、そのユーザーの情報はサードパーティ製アプリケーションでも追加、変更、削除されるようになります。また管理者は、すべての設定済みアプリについて、ユーザー プロビジョニングのステータスを確認し、レポートを取得することもできるようになります。
アプリのデプロビジョニングでも、管理者による詳細な設定が可能になります。たとえば、ユーザーの Google アカウントが削除されてから、そのユーザーのサードパーティ製アプリケーションのアカウントを停止、削除するまでの日数を指定できます。この設定を行っておくことで、ユーザーのアクセス権を直ちに削除すると同時に、アカウントを調査し、重要なデータがあれば保存または転送するための時間的余裕を設けることができます。
自動プロビジョニングの設定方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
本ブログの原文 (英語) は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象
展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)
対象:
管理者のみ
対応:
管理者による対応を推奨
より詳しく
ヘルプセンター:ユーザー プロビジョニング