投稿者: Zack Ontiveros(Google Cloud Identity、プロダクト マネージャー)
IT 管理者には、ユーザーがオンライン サービスにアクセスする際のセキュリティを確保するという職務があります。G Suite をご利用の数百万社にのぼるお客様が、すでに
Google Cloud の ID 管理サービスを活用しながら、シングル サインオン、多要素認証、モバイル端末管理といったツールでオンライン ID を保護されています。ところが、G Suite をご利用の組織内部には、G Suite は必要ないが安全なオンライン ID を必要とするユーザーがいるケースが多数見受けられます。
G Suite で Cloud Identity のサポートを開始この度は、G Suite のお客様向けに、Cloud Identity の新しい無料ライセンスを提供することを発表いたします。このライセンスをご利用になると、G Suite を使用していないユーザーにも Google Cloud Identity サービスへのアクセス権を付与できます。Cloud Identity を使用すると、すべての企業向けクラウド アプリケーションのあらゆるユーザーに対して統合されたログイン機能を簡単に作成できるほか、基本的なモバイル端末ポリシーを設定したり、セキュリティ キーによる多要素認証を適用したりすることができます。
Google 管理コンソールで Cloud Identity を有効にすると、G Suite ユーザーを作成するのと同じ方法で Cloud Identity ユーザーを作成できます。1 つだけ違うのは、これらのユーザーに G Suite ライセンスを割り当てないことです。
今すぐお試しくださいCloud Identity をご利用になるには、Google 管理コンソールの
[お支払い] ページにアクセスしてください。このページの [サービスを有効にする] の欄に、Cloud Identity の新しいカードが表示されます。Cloud Identity サブスクリプションを有効にすると、G Suite を使用しない無料のユーザーを作成できるようになります。詳細については、G Suite 管理者向けの
スタートガイドをご覧ください。
本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。-リリースの詳細リリース方式:即時リリースと計画的リリースの両方が対象
注: ドメインがプロビジョニングされている場合、または
G Suite 販売パートナーとの請求関係がある場合は、販売パートナーが G Suite ドメインに Cloud Identity サブスクリプションを追加するための手続きをご用意しています。この機能のリリースは数週間後になります。
エディション:G Suite Basic、G Suite Business、G Suite Enterprise エディションのドメインが対象
展開ペース:段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 7 日かかります)
対象:管理者のみ
対応:管理者による対応を推奨
より詳しくヘルプセンター