Google+ は、仕事に関連しそうな外部コンテンツを見つけて活用するのに役立つ、優れたツールです。管理者の方々からいただいていた、コンテンツやユーザーのコメント権をより詳細に管理したいというご意見を踏まえ、Google+ コンテンツの新しい制限設定が追加されました。
特定の組織部門に対して Google+ の共有設定を変更するには、管理コンソールで [アプリ] > [G Suite] > [Google+] > [詳細設定] に移動します。ここで最初に目的の組織部門を選択できます。
その組織部門内のユーザーの傾向やニーズに応じて、次の 3 つのオプションからいずれかを選択できます。
- 一般公開モード - 内部と外部のコンテンツを閲覧してコメントを追加できます。 このモードでは、G Suite ユーザーは、ドメインの内部と外部の両方のコンテンツを閲覧、共有、操作できます。これは現在の Google+ の動作と似ています。このモードは、特定の組織部門(たとえば、マーケティングやサポートのように対外的な役割に使用される組織部門)で、Google+ を介して顧客や外部パートナーと交流する必要がある場合に最適です。
- 限定公開モード - 内部コンテンツのみを閲覧してコメントを追加できます。 この設定では、G Suite ユーザーが閲覧、共有、交流できる範囲がドメイン内のユーザーのみに制限され、Google+ のアクティビティを最大限に制御します。なお、直接リンクを知っている場合や、このモードに変更される以前に外部のコミュニティ、ユーザー、コレクションに参加したり、それらをフォローしたりしていた場合は、ドメイン外のコンテンツをこれまでどおり閲覧できます。
- ハイブリッド モード - 外部コンテンツ(例: 業界ニュース)を閲覧できますが、操作は内部コンテンツに限定されます。この設定では、G Suite ユーザーはドメイン外のコンテンツを閲覧できますが、共有、操作できる範囲はドメイン内に制限され、Google+ のアクティビティを適度に制御できます。
それぞれの設定で G Suite ユーザーができることを次の表にまとめています。
これらの設定は組織部門レベルでカスタマイズできるため、組織部門ごとに異なる権限を適用することができます。たとえば、「一般公開」の設定を、ドメイン外のユーザーと交流する必要があるサポートチーム、マーケティング チームなど、顧客に対応する役割を持つチームの組織部門に対してのみ適用できます。
この設定のユーザーに対するレベル別の影響について、詳しくは、
こちらのヘルプセンターの記事をご覧ください。
リリースの詳細リリース方式: 即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象
展開ペース:段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)
対象: すべてのエンドユーザー
対応:管理者による対応を推奨
より詳しく ヘルプセンター: Google+ コンテンツの共有を管理する