2017年10月23日月曜日

アプリ内パスコード機能の提供終了のお知らせ(対象: iOS 版 Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド)

この記事は 10 月 9 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

アプリ内パスコード機能は、iOS 端末にあるファイルのセキュリティ強化を求めるお客様の声にお応えし、Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドの iOS アプリを対象に提供を続けてまいりました。しかし、時間の経過とともに、お客様にとって重要なのは Google ドライブ内のコンテンツだけではないということが明らかになってきました。連絡先、カレンダー、メールも重要であり、同様の安全対策が必要です。

その結果、Google は iOS でのモバイル端末管理(MDM)のサポートに力を入れるようになりました。たとえば、近年のリリースにより、G Suite 管理者の方に、社内の iOS 端末をより効果的に管理していただけるようになりました。MDM をご利用いただくことで、企業データにアクセスするすべての iOS 端末でパスコードの使用を必須にしたり、不正使用された端末のアカウント データをワイプしたりすることが可能になります。

iOS 端末へのセキュリティ対策の拡充に伴い、このたび、iOS 版 Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドを対象に提供していたアプリ内パスコード機能のサポートを終了する運びとなりました。2017 年 12 月 4 日をもってサポートの提供が終了し、2018 年 1 月 8 日以降はこの機能がご利用いただけなくなります。

下記の効果を得られるように、管理者の方には、モバイル管理を使って組織内ユーザーの iOS 端末へセキュリティ パスコード設定を適用することを強くおすすめします。
  • 管理対象の端末にある Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドのコンテンツに加えて、メール、写真、連絡先やその他の企業データなどのコンテンツを保護します。
  • パスコードの種類、安全度、有効期限や端末のリモートワイプの対応をより詳細に管理できます。詳しくは、こちらのヘルプセンター記事をご覧ください。
2017 年 12 月 4 日より、アプリ内パスコード機能をご利用の G Suite ユーザーがログインするとメッセージが表示され、同意して機能を無効にするか、メッセージを一時的に無視するよう求められます。2018 年 1 月 8 日以降にリリースされる Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドの iOS アプリには、パスコードの機能が含まれませんのであらかじめご了承ください。