2019年9月13日金曜日

モバイルの基本管理でデバイスの暗号化の状態とセキュリティ パッチのレベルが確認可能に

この記事は 9 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要

基本管理が適用されたモバイル デバイスについて、G Suite 管理コンソールでさらに多くの情報を確認できるようになります。具体的には、管理者は Android デバイスの暗号化の状態とセキュリティ パッチのレベルを確認できるようになります。これまでは、詳細管理が適用されているモバイル デバイスに限定されていました。

ご利用対象

管理者のみ

利点

暗号化の状態とセキュリティ パッチのレベルは、デバイスの安全性を評価するうえで重要な情報です。デバイスが暗号化され、パスワードで保護されている場合、紛失や盗難に遭ったとしてもデータ漏洩のリスクは低くなります。一般に、デバイスのセキュリティ パッチのレベルが新しいほど、攻撃を受けにくくなります。

これらの情報を利用できる対象が広がったことで、潜在的なセキュリティの脆弱性をよりよく理解してセキュリティ強化の進捗状況をより詳しく把握し、組織におけるデータの安全性確保に向けたアクセスレベルの指定とルールの作成が可能になります。

ご利用方法

詳細

暗号化の状態については API レベル 11(Android 3.0)以降の Android デバイス、セキュリティ パッチのレベルについては API レベル 23(Android M)以降の Android デバイスでご利用いただけます。
  • 暗号化の状態とセキュリティ パッチのレベルは、管理コンソールでデバイスごとにデバイスの詳細ページで確認できます。これは G Suite をご利用のすべてのお客様にご利用いただけます。
  • セキュリティ パッチのレベルはデバイスの監査ログ(管理コンソール > [レポート] > [デバイス])でも確認できます。なお、デバイスの監査ログは G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education ドメインでのみご利用いただけます。
  • この情報に基づいて、モバイル管理タスクを自動化するルールを設定できます。
基本モバイル管理でデバイスの暗号化の状態とセキュリティ パッチのレベルを確認する


関連情報 

リリース時期

展開の詳細
G Suite のエディション
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デフォルト設定
この機能はデフォルトで有効になります。



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