新しい機能の概要
最新の認証標準(SAML、OIDC など)に対応していない多数のアプリのシングル サインオンを、管理者が簡単に有効にできるようになります。標準に基づくアプリとパスワードが保管されたアプリを組み合わせることによって、業界でも最大規模の SSO アプリ カタログをご提供します。ご利用対象
管理者とエンドユーザー利点
Google では、G Suite Marketplace のアプリ、認証メカニズムとして SAML または OIDC をサポートしているアプリ、ログインに LDAP に使用するアプリのシングル サインオンをサポートしています。この既存のソリューションは多くのアプリに対応していますが、これらの標準に対応していないアプリ、あるいはシングル サインオンによる連携をサポートしていないアプリを使用しているお客様もいます。今回のリリースでは、ユーザーがワンクリックでシームレスにアクセスできるようになるほか、管理者が 1 か所で管理、公開設定、制御を行えるようになります。パスワード保管機能を使用すると、管理者は次のことを行えます。
- 複数の認証情報を 1 か所で管理する
- 共有の認証情報に安全にアクセスする
- グループ メンバーに基づいて、アプリの認証情報へのアクセスを管理する
- 組織内での認証情報の使用状況に関するレポートを記録、利用する
ご利用方法
- 管理者: まず、ヘルプセンターで以下の操作の詳しい手順をご覧ください。
リリース時期
展開の詳細
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2019 年 10 月 22 日以降、段階的に展開(機能をご利用いただけるようになるまでに最長で 15 日かかります)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2019 年 10 月 22 日以降、段階的に展開(機能をご利用いただけるようになるまでに最長で 15 日かかります)
G Suite のエディション
- G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium が対象
- G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits は対象外
デフォルト設定
- この機能はデフォルトでご利用いただけます。
G Suite の最新のリリース情報を入手する