2019年11月5日火曜日

G Suite と Google Cloud Identity Premium でパスワードが保管されたアプリのシングル サインオンが可能に

この記事は 10 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要

最新の認証標準(SAML、OIDC など)に対応していない多数のアプリのシングル サインオンを、管理者が簡単に有効にできるようになります。標準に基づくアプリとパスワードが保管されたアプリを組み合わせることによって、業界でも最大規模の SSO アプリ カタログをご提供します。 

ご利用対象

管理者とエンドユーザー

利点

Google では、G Suite Marketplace のアプリ、認証メカニズムとして SAML または OIDC をサポートしているアプリ、ログインに LDAP に使用するアプリのシングル サインオンをサポートしています。この既存のソリューションは多くのアプリに対応していますが、これらの標準に対応していないアプリ、あるいはシングル サインオンによる連携をサポートしていないアプリを使用しているお客様もいます。今回のリリースでは、ユーザーがワンクリックでシームレスにアクセスできるようになるほか、管理者が 1 か所で管理、公開設定、制御を行えるようになります。

パスワード保管機能を使用すると、管理者は次のことを行えます。
  • 複数の認証情報を 1 か所で管理する
  • 共有の認証情報に安全にアクセスする
  • グループ メンバーに基づいて、アプリの認証情報へのアクセスを管理する
  • 組織内での認証情報の使用状況に関するレポートを記録、利用する
エンドユーザーは、新しいユーザー ダッシュボードで 1 回クリックするだけで、アプリを表示したり、ログインしたりできます。

ご利用方法



リリース時期

展開の詳細
G Suite のエディション
  • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium が対象
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits は対象外
デフォルト設定
  • この機能はデフォルトでご利用いただけます。


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