2020年8月7日金曜日

Google スライドのアクセス チェッカーを使用して、スライドに挿入した動画と音声を再生可能か確認

この記事は 8 月 4 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要

アクセス チェッカーは Gmail と Google Chat に搭載されている機能で、メッセージの受信者がドライブ内の添付ファイルに確実にアクセスできるようにするものです。今回のリリースではこのアクセス チェッカーを Google スライドに拡張し、スライドのプレゼンテーションを閲覧または発表するユーザー全員が、挿入されている動画や音声ファイルを確実に再生できるようにします。
ドライブに保存されている動画や音声ファイルをスライドに挿入すると、アクセス チェッカーはプレゼンテーションへのアクセス権を持つユーザーにこれらのファイルへのアクセス権があるかどうかを自動的に確認します。アクセス権がない場合、アクセス チェッカーは動画や音声ファイルへのアクセス権を変更するよう提案し、プレゼンテーションへのアクセス権を持つすべてのユーザー(閲覧、コメント、編集、オーナーの権限を持つユーザー)がそのコンテンツを視聴できるようにします。
Google では、プレゼンテーションを他のユーザーと共有したときに同様のアクセス権の確認を行う機能についても、リリースに向けて取り組んでいます。共有した時点で、プレゼンテーションで使用されている複数のファイルへのアクセス権を変更するよう提案される予定です。現在開発中のこの機能については、G Suite アップデート ブログに最新情報を投稿していく予定です。

対象

エンドユーザー

今回の変更の目的

プレゼンテーションに挿入されている動画や音声ファイルを再生できないと、閲覧者の関心を損ねてしまう可能性があります。また、プレゼンテーション中にこれらのファイルを再生できないと、プレゼンターにとって決まりの悪いものになります。しかしながら、プレゼンテーションを発表したり配信したりする前に、アクセス権が適切に設定されているかどうかを手動で確認する作業には時間がかかります。アクセス チェッカーを Google スライドに追加することで、プレゼンテーションのすべての閲覧者が簡単かつ確実にファイルを再生できるようになります。

ご利用にあたって役立つ情報

リリース スケジュール

対象

  • G Suite をご利用のすべてのお客様と、個人アカウントをお持ちのユーザーの方

関連情報


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