2020年8月6日木曜日

ユーザー間で委任、転送された Google カレンダーの予定に関するビデオ会議ポリシーの更新

この記事は 7 月 29 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


リリースの概要

Google Meet のビデオ会議ポリシーに影響する変更がありますので、お知らせいたします。この変更が適用されるのは、代理人によって主催される Google カレンダーの予定、そして会議が転送される場合です。どちらの場合も、今後 Google Meet のビデオ会議ポリシーが、代理人や元の予定のオーナーではなく、カレンダーの予定のオーナーに基づいて適用されるようになります。

現時点では、この変更はリリース後に作成された新しい会議にのみに適用されますが、数週間後には、既存の予定にも適用される予定です。また、変更が適用されるのはメイン カレンダーのみです。共有カレンダーや新しく作成したカレンダーに対して作成した予定については、Google Meet へのリンクを追加するユーザーを対象としたポリシーが適用されます。 

この変更により、次のような影響が生じる可能性があります。


代理人によって設定される会議への影響
  • これまで、Meet の動画の設定はすべて代理人の設定に基づいて適用されていました。今後、こうした設定はカレンダーのオーナーの設定に基づいて適用され、そのオーナーが自分で主催する予定の設定と一致するようになります。
  • これまで、代理人が組織を離れると、予定にある Google Meet ビデオ会議へのリンクは機能しなくなっていました。今後、このような場合もリンクが機能するようになります。
転送されてオーナーが変更になった会議への影響
  • これまで、予定が複数の組織のユーザー間で転送されたり、アクセス ポリシーの異なるユーザーに転送されたりした場合、Meet の動画の設定は元のオーナーの設定に基づいて適用されていました。今後、設定は新しい予定のオーナーの設定に基づいて適用されるようになります。
  • これまで、転送された予定の元のオーナーが組織を離れた場合、Meet のビデオ会議へのリンクは機能しなくなっていました。今後、このような場合もリンクが機能するようになります。
  • これまで、予定が、異なる組織のユーザー間で転送された場合、新しい組織のユーザーは会議へのアクセス権をリクエストしなければならないことがありました。今後は、想定されるアクセス権がユーザーに自動的に与えられ、元のオーナーの組織にいるユーザーはその会議に招待されていない限り、アクセス権をリクエストしなければならなくなります。
ヘルプセンターで、他の Google カレンダーに対して作成、転送した予定に適用される Google Meet の設定について詳細をご確認ください。


ご利用にあたって役立つ情報



リリース スケジュール

リリース後に新しく作成した予定:
既存の予定:


対象

  • G Suite をご利用のすべてのお客様と、個人アカウントをお持ちのユーザーの方


関連情報




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