2020年9月9日水曜日

新しいデバイス管理用 API の一般提供を開始

この記事は 9 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要

今年ベータ版としてリリースした、会社および個人が所有するモバイル デバイスとデスクトップ デバイスを管理するための新しい API を、このたび一般提供する運びとなりました。ベータ版のリリース時から、API の内容に変更はありません。
 
新しいデバイス管理用 API では、組織内のモバイル デバイスとデスクトップ デバイスを管理できます。この API は Admin SDK Directory API の既存の Mobiledevices エンドポイント(英語)の後継となるもので、重要な機能(後述)も追加されています。なお、Mobiledevices エンドポイント(旧 API)のサポートも継続されます。
 
デバイス管理用 API には、Directory API の Mobiledevices エンドポイントにはない以下の新機能が実装されています。
  • デスクトップ デバイスをサポートする機能
  • 会社所有デバイスをデバイス インベントリに追加する機能
  • 会社所有デバイス インベントリを管理する機能
  • デスクトップ デバイス インベントリを管理する機能
  • あらゆる管理モード(基礎、基本、詳細)のデバイスを管理する機能
  • デバイス上の各ユーザー アカウントでカスタム ステータスを作成、管理する機能。このカスタム ステータスは、コンテキストアウェア アクセスに関する決定を行う際に使用できます。
 
また、旧 API の主要機能である以下の機能も新しい API で使用可能です。
  • 業務で使用している個人所有の Android および iOS デバイス(BYOD)のインベントリを管理する機能
  • デバイス上の組織ユーザー アカウントを管理する機能
  • 基本管理または詳細管理が適用されているデバイスを管理する機能
  • デバイスのワイプやデバイス上の組織ユーザー アカウントのワイプなどの処理を行う機能
  • デバイスを検索する機能、デバイス上の組織ユーザー アカウントを検索する機能
 
 
 

ご利用方法

リリース スケジュール

ご利用対象

  • G Suite をご利用のすべてのお客様が対象

関連情報


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