この記事は 9 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
セキュリティ グループのベータ版が利用可能になりました。セキュリティ グループを使用すると、権限およびアクセス制御の目的で使用されるグループを簡単に規制、監査、監視できます。これにより、管理者は次のことを行えるようになります。
- 既存の Google グループにラベルを付け、メーリング リストのグループと区別できるようになります。
- 以下に対する保証を確実なものにします。
- (組織外で所有される)外部グループおよび非セキュリティ グループは、セキュリティ グループのメンバーとして追加できません。
- グループに割り当てられたセキュリティ ラベルは削除できません。
まもなく、より詳細な管理者ロールが利用可能になり、セキュリティ グループと非セキュリティ グループの管理を区別できるようになります。リリースの時期については、G Suite アップデート ブログをご確認ください。
対象
管理者とデベロッパー
利点
グループの用途はさまざまで、チームのコミュニケーションとコラボレーションに役立つグループや、重要なアプリケーションおよびリソースへのアクセスを制御するグループなども含まれます。セキュリティ グループを使用することにより、お客様はこれらのカテゴリのグループを異なる方法で管理し、セキュリティ体制全体を強化することができます。
たとえば、アクセス制御を管理するためのコンプライアンスや規制の要件がある場合、その目的で使用されたグループを把握するための命名規則を設定していることがあります。セキュリティ グループを使用すると、これらのグループにセキュリティ ラベルを割り当て、より簡単にグループを管理できます。命名規則のような回避策を使用する必要はありません。
ご利用方法
- 管理者: Cloud Identity Groups API を介してセキュリティ グループとしてグループを割り当て、Admin SDK Groups API(英語)、管理コンソール、または Cloud Identity Groups API を介してこれらのグループを管理します。Google グループをセキュリティ グループに更新する方法については、API ドキュメントをご覧ください。
- エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。
リリース スケジュール
- この機能のベータ版は、現在すべてのユーザーにご利用いただけます。
対象
- G Suite をご利用のすべてのお客様
関連情報
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