概要
ユーザーのプロフィール写真について、Google サービスでの表示仕様と管理設定が変わります。
昨年実施した Gmail の写真設定機能の削除に伴い、Gmail と Google アカウントに別個のプロフィール写真を設定することはできなくなりました。本日より、まだプロフィール写真が 2 つ登録されていた場合でも、1 つに統合されます。ユーザーが特に何も設定しなくても、現在の Google アカウントの写真が自動的に唯一のプロフィール写真となり、プロダクトやインターフェースを問わず同じプロフィール写真でそのユーザーが識別されるようになります。
また管理者は、ユーザーの Google アカウントに対して単一のプロフィール写真を設定できるようになります。管理コンソールか Admin SDK Directory API(英語) を使用して、ユーザーのプロフィール写真を登録、変更、削除できます。
以前に登録されていた Google アカウントのプロフィール写真はユーザーのアルバム アーカイブ(get.google.com/albumarchive)に保存されており、ユーザーまたは管理者が新たに登録したプロフィール写真もこの場所に保存されます。
なお、プロフィール写真をユーザー自身で更新した場合、その写真は一般に公開され、Google の全プロダクトに反映されます。管理者がユーザーのアカウントに写真を登録した場合、その写真は組織内のユーザーおよびやり取りのある外部ユーザーに対してのみ表示されます。詳しくは、Google サービスで他のユーザーに表示される情報についての記事をご確認ください。
ご利用にあたって役立つ情報
- 管理者: 今回のプロフィール写真に関する仕様変更は、デフォルトで行われます。ユーザーのプロフィール写真を管理コンソールから登録する方法をヘルプセンター記事でご覧いただくか、API を使用してユーザーの写真を更新する方法(英語)をデベロッパー向けドキュメントでご確認ください。写真とプロフィール情報の変更をユーザーに許可するかどうかを設定することも可能です。
- エンドユーザー: ご対応の必要はありません。Google アカウントのプロフィール写真の変更を管理者から許可されている場合は、写真の変更方法をへルプセンター記事でご確認ください。
Google アカウントの写真がプロフィール写真として使われるようになります
リリース スケジュール
- 即時リリースまたは計画的リリースを利用しているドメイン: 2020 年 8 月 25 日以降、長期的に展開(機能をご利用いただけるようになるまでに 16 日以上かかる場合があります)
対象
- G Suite をご利用のすべてのお客様が対象
関連情報
G Suite の最新のリリース情報を入手する