管理対象の Android デバイスは、2021 年 10 月 26 日までに Android Device Policy にアップグレードする必要があります
2020年10月21日水曜日
この記事は 10 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
昨年、従来の Google Apps Device Policy クライアントに代わり、新しい Android 管理クライアントの Android Device Policy が使用されるようになることをお知らせいたしましたが、このたび、従来のクライアントのサポートを終了することになりましたので、お知らせいたします。
詳細管理が設定されている登録デバイスで、引き続きデバイスを同期したりデータにアクセスしたりできるようにするには、組織のユーザー様は 2021 年 10 月 26 日までに Android Device Policy に移行していただく必要がございます。この期日になっても Google Device Policy をご使用の場合は、恐れ入りますが、デバイスを同期したり、データにアクセスしたりできなくなります。
Android Device Policy に移行するには、ユーザー様のデバイスに Android 6.0(Marshmallow)以降が搭載されており、仕事用プロファイルに対応している必要があります。これらの要件を満たさないデバイスをお持ちのユーザー様については、基本的なモバイル デバイス管理への切り替えをご検討ください。
基本管理が設定されているデバイスで、引き続き画面ロックを適用できるようにするには、2021 年 10 月 26 日までに Android 6.0(Marshmallow)以降に移行していただく必要がございます。デバイスを Android 6.0 以降にアップグレードできない場合、引き続きデバイスを同期したりデータにアクセスしたりすることは可能ですが、画面ロックは適用されなくなります。
対象
管理者とエンドユーザー
今回の変更の意義
最新バージョンの Android デバイスおよびオペレーティング システム(OS)では、セキュリティ機能が強化されています。Android 6.0(Marshmallow)以降に移行すると、すべてのデバイスが最新のセキュリティ機能で確実に保護され、Android Enterprise 機能の改善点をご活用いただけます。
ご利用方法
- 管理者: 管理者は、対応が必要なデバイスを管理コンソールで見つけることができます。Android Device Policy と Google Apps Device Policy の違いについて詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。アップグレードの手順は、デバイスによって異なります。
- 詳細管理のデバイス:
- 管理コンソール > [デバイス管理] > [モバイル デバイス] に移動し、[種類: Android] と [管理レベル: 詳細] でフィルタリングして、詳細管理のデバイスを見つけます。
- これらのデバイスから、現在 Google Apps Device Policy アプリで管理されており、なおかつ Android Device Policy アプリに対応しているデバイス(=仕事用プロファイルに対応している Android 6 以降のデバイス)を特定します。
- ユーザー様に、こちらの手順を送信して、Android Device Policy への移行をサポートします。
- 基本管理のデバイス:
- 管理コンソール > [デバイス管理] > [モバイル デバイス] に移動し、[種類: Android] と [管理レベル: 基本] でフィルタリングして、基本管理のデバイスを見つけます。
- 該当するデバイスのユーザー様に、Android OS を 6.0(Marshmallow)以降にアップグレードするよう案内します。
- エンドユーザー: 影響のあるユーザー様は、ヘルプセンターでデバイスを Google Apps Device Policy から Android Device Policy に移行する方法をご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: すべてのデバイスは 2021 年 10 月 26 日までにアップグレードを完了する必要があります。Android Device Policy は、現在すべてのユーザーにご利用いただけます。
対象
- Workspace Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、および G Suite Basic、Business、Education、Enterprise for Education、Nonprofits をご利用のお客様
- Workspace Essentials をご利用のお客様は対象外