この記事は 1 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
ローカル パソコンとネットワーク環境が会議の通信品質に与える影響をエンドユーザーがより把握しやすくなるよう、Google Meet にトラブルシューティングツールを追加しました。通話中に「その他のオプション」メニュー(縦に 3 つ点が並んだアイコン)をクリックして [トラブルシューティングとヘルプ] を選択すると、以下の情報を確認できます。
- CPU の負荷とネットワークの安定性の推移
- ローカル環境が通話品質に影響を与える可能性がある時間帯
- 通話パフォーマンスの改善のために推奨される対処方法
- ネットワークと処理の負荷を軽減するためにとった対応の効果に関するリアルタイムのフィードバック
- 一般的なタスク(コンテンツの共有や会議の録画など)を行うためのヒント
対象
エンドユーザー
この機能の特長
システムの処理能力とネットワーク接続は、Meet を含め同じパソコンで実行中のすべてのアプリケーションおよびブラウザタブ間で共有されます。システム負荷が高い場合やネットワーク接続が不安定な場合、Meet ではリソースの消費量を抑えながらパフォーマンスの調整と維持が試みられます。このような調整には目に見えた影響がないものもありますが、リソース不足が深刻な場合や継続している場合には、動画が不鮮明になる、音声が途切れるといった問題が発生することがあります。
今回の新機能を利用することで、システムのパフォーマンスに関する情報が把握しやすくなります。パフォーマンスに関する問題が発生した際の診断と対応にお役立てください。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能には管理者向けの設定はありません。Meet のビデオ通話用にネットワークを準備する方法については、ヘルプセンターをご確認ください。
- エンドユーザー: この機能はデフォルトで使用できるようになります。ご利用の際は、通話中に「その他のオプション」メニューをクリックして [トラブルシューティングとヘルプ] を選択してください。Google Meet のパフォーマンスに関する問題のトラブルシューティングについて詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
リリース スケジュール
ご利用対象
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、および G Suite Basic、Business、Education、Enterprise for Education、Nonprofits をご利用のお客様