この記事は 10 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google Meet に音声とビデオのロック機能が追加され、会議の主催者が他の参加者のマイクとカメラをオフにできるようになりました(どちらか一方のみをオフにすることも可能です)。メイン セッションとブレイクアウト セッションの参加者は、主催者がロックを解除するまで自分のマイク、カメラをオンにすることはできません。 Google Meet には今年、主催者がパソコンまたはノートパソコンで参加者全員を同時にミュートできる機能がリリースされています。今回新たに追加される音声とビデオのロック機能により、ミュートされた参加者が自身でミュートを解除しないよう主催者が制御できるようになるため、ミュート機能をより便利に活用できます。
主催者向けの管理画面
対象
エンドユーザー
利点
この機能を利用することで、主催者はユーザーの参加レベルを必要に応じて変更できるようになるため、会議をより細かく制御できるようになります。たとえば、会議の秩序を乱す参加者に対処するといったことが可能になります。
補足情報
音声とビデオのロック機能に対応していないバージョンの Android または iOS アプリを使用している参加者がいる場合、主催者または共同主催者がいずれかのロック機能を有効にすると、それらの参加者は会議から除外されます。このようなユーザーが、ロック機能が有効になっている会議に参加しようとすると、アプリを更新するか、別のデバイスから会議に参加するよう案内されます。ロック機能を無効にすると、これらのユーザーは会議に再び参加できるようになります。
最小 OS 要件:
Android:
- Android OS バージョン M 以降
iOS:
- iOS バージョン 12 以降
Meet アプリまたは Gmail アプリ:
- 最新バージョン
主催者がメインの会議で設定した音声、ビデオ、チャット、画面共有のロックは、それ以降に開始されるブレイクアウト セッションにも適用されます。ブレイクアウト セッションの開始後に個々のセッションのロック設定に加えられた変更は、他のブレイクアウト セッションやメインの会議の設定には影響しません。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能には管理者向けの設定はありません。Google Meet のセキュリティとプライバシー(管理者向け)について詳しくは、ヘルプセンター記事をご確認ください。
- エンドユーザー: この機能はデフォルトでは無効になっています。主催者はこの機能を会議中に有効にすることができます。これらの機能を使用するには、主催者向けの管理機能を有効にしておく必要があります。
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2021 年 10 月 21 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 11 月 1 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
ご利用対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様
関連情報
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 主催者向けの管理機能をデフォルトでオンまたはオフにする
- Google ヘルプ: Google Meet の会議中に音声をロックする
- Google ヘルプ: Google Meet の会議中にビデオをロックする
- Google ヘルプ: ブレイクアウト セッションで使用できる安全管理機能
- Google ヘルプ: Google Meet の参加者を固定、ミュートする