この記事は 11 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google Workspace 管理コンソールで詳細な属性を直接使用して、コンテキストアウェア アクセス(CAA)のカスタム アクセスレベルを設定できるようになりました。日時制限機能、認証情報の強度、Chrome ブラウザの属性、承認済みの Chrome OS などの詳細なシグナルを使用したり、BeyondCorp Alliance パートナーを介してサードパーティのシグナルを使用したりできます。
対象
管理者
利点
使用できる属性が増えたことと、管理コンソールで詳細なアクセスレベルを設定、管理できるようになったことで、Google Workspace の設定の安全性を確保しやすくなります。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能はデフォルトで利用できるようになりますが、管理者による設定の操作が必要です。ソフトウェアを設定し、コンテキストアウェア アクセスレベルを作成する方法については、ヘルプセンター記事をご確認ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
アクセスレベルを作成する管理コンソール画面
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 11 月 4 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
ご利用対象
- Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様。Cloud Identity Premium をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、G Suite Business、Cloud Identity Free をご利用のお客様は対象外
関連情報
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: ソフトウェアを設定し、コンテキストアウェア アクセスレベルを作成する
- Google Cloud ドキュメント: カスタム アクセスレベルの仕様
- Google Cloud ドキュメント: 日時アクセス条件の構成
- Google Cloud ブログ: BeyondCorp Alliance の展開によりゼロトラストの普及を促進
- Google Cloud ウェブサイト: BeyondCorp