この記事は 10 月 26 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
管理者は、限定公開の iOS アプリのアップロードと管理、および詳細管理対象デバイスへの配布を行うことができるようになりました。
管理コンソールの [アプリ] > [ウェブアプリとモバイルアプリ] > [アプリを追加] に、[限定公開の iOS アプリを追加] という項目が新たに加わります。このオプションを選択すると、限定公開の iOS アプリのアップロード、アプリに関する情報の入力、アプリ配布先の組織部門やグループの設定を行うことができます。
管理コンソールで、[アプリ] > [ウェブアプリとモバイルアプリ] にアクセスし、[アプリを追加] を選択します。
追加した後は、アプリの更新、削除、ユーザー アクセスの管理を行うことができるようになります。
対象
管理者
利点
社内で開発される限定公開アプリは、生産性向上に役立つ、あるいはカフェスペースのメニューやキャンパス マップといった会社固有の情報を共有できるなどのさまざまな理由により、ユーザーにとって便利で頼れる存在です。iOS カスタムアプリを追加、プロビジョニングできる機能を管理コンソールに追加することで、管理者が独自の社内向けアプリを安全に配布できるようになります。また、限定公開アプリを最新の状態に維持するのも簡単です。新しいバージョンをアップロードすると、ユーザーのデバイスで自動的に更新されます。
ご利用にあたって
- 管理者: ヘルプセンターで、限定公開の iOS アプリの管理に関する詳細をご確認ください。
- エンドユーザー: Google Device Policy アプリを使用して、組織用の限定公開の iOS アプリを各自の iOS デバイスにインストールできます。注: 限定公開アプリは iOS App Store では入手できません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 10 月 26 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Cloud Identity Premium をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外