アラート センターの VirusTotal 権限の割り当てが可能に
2022年5月18日水曜日
この記事は5 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
2021 年にアラート センターと VirusTotal との連携機能をリリースした際は、アラート センターの権限があればどの管理者でもすべての VirusTotal レポートにアクセスできるようになっていました。今回この仕様を変更し、VirusTotal レポートを閲覧できるユーザーを管理者が指定できるようになりました。
重要: この機能がリリースされたドメインでは、一部の管理者が VirusTotal にアクセスできなくなることがあります。そのような場合は、特権管理者の方に、管理者の権限設定ページで [VirusTotal レポートの表示] 権限を改めて割り当てていただく必要があります。
対象
管理者
利点
この変更により、適切な権限を持つユーザーのみが機密データに関する VirusTotal レポートを閲覧できるようになります。VirusTotal との連携により、既存のアラートに加えて詳細な調査が可能になりました。管理者は脅威や不審な行為を詳細に把握して、組織とデータの保護を強化できます。アラート センターで VirusTotal のレポートを使用する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
補足情報
VirusTotal はアラートの詳細な調査を可能とするものですが、脅威の検出やアラートの送信のために VirusTotal が直接使用されることはなく、お客様の情報が Google から VirusTotal に共有されることはありません。
ご利用にあたって
- 管理者: ヘルプセンター記事で、アラート センターで VirusTotal レポートを表示する方法や管理者権限を割り当てる方法について詳細をご確認ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 5 月 11 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
ご利用対象
- Google Workspace Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Enterprise Essentials、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外