この記事は5 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

2021 年にアラート センターと VirusTotal との連携機能をリリースした際は、アラート センターの権限があればどの管理者でもすべての VirusTotal レポートにアクセスできるようになっていました。今回この仕様を変更し、VirusTotal レポートを閲覧できるユーザーを管理者が指定できるようになりました。
 
 
 
 
重要: この機能がリリースされたドメインでは、一部の管理者が VirusTotal にアクセスできなくなることがあります。そのような場合は、特権管理者の方に、管理者の権限設定ページで [VirusTotal レポートの表示] 権限を改めて割り当てていただく必要があります。
 

 

対象

管理者
 

 

利点

この変更により、適切な権限を持つユーザーのみが機密データに関する VirusTotal レポートを閲覧できるようになります。VirusTotal との連携により、既存のアラートに加えて詳細な調査が可能になりました。管理者は脅威や不審な行為を詳細に把握して、組織とデータの保護を強化できます。アラート センターで VirusTotal のレポートを使用する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
 

 

補足情報

VirusTotal はアラートの詳細な調査を可能とするものですが、脅威の検出やアラートの送信のために VirusTotal が直接使用されることはなく、お客様の情報が Google から VirusTotal に共有されることはありません。
 

 

ご利用にあたって

 

リリース スケジュール

 

ご利用対象

  • Google Workspace Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus をご利用のお客様
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Enterprise Essentials、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
 

関連情報