カレンダーの相互運用を拡張
2022年9月19日月曜日
この記事は9 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
現在、カレンダーの相互運用では、Google カレンダーのユーザーが会議の予定を作成する際に Microsoft Exchange ユーザーの空き情報を参照する場合、Exchange のロール アカウントを介してリクエストが行われます。一定の時間内に多数のリクエストがあると、Exchange のロール アカウントの上限に達し、その結果カレンダーの相互運用サービスが想定通りに機能しないことがあります。
今週より、管理者は管理コンソールの [カレンダーの相互運用管理] で複数のロール アカウントを構成できるようになります。つまりサポートされるリクエスト数が増えるため、カレンダーの相互運用がよりシームレスかつ大規模に機能するようになります。
対象
管理者
利点
この変更によりカレンダーの相互運用サービスが拡張され、Microsoft Exchange と Google カレンダー間の作業性が改善されます。
ご利用にあたって
- 管理者:
- 詳しくは、ヘルプセンターでカレンダーのユーザーに Exchange の空き情報の参照を許可するをご確認ください。
- Microsoft Office 365 の基本認証を利用してカレンダーの相互運用をご使用いただいている場合は、2022 年 10 月 1 日より前に認証方式を OAuth 2.0 にアップグレードしてください。詳しくはこちらをご覧ください。
- エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 9 月 6 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
- カレンダーの相互運用をご利用の Workspace のすべてのお客様