この記事は 9 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
コネクテッド シートを使用すると、BigQuery データ ウェアハウスのパワーと規模を、使い慣れた Google スプレッドシートの環境で活用できます。本日より BigQuery から返される結果の最大行数の引き上げが開始され、より多くのデータをピボット テーブルに取り込んだり、抽出したりできるようになります。
- ピボット テーブルには 50,000 行まで取り込めるようになります(これまでは最大 30,000 行)
- データ抽出は 50,000 行まで可能になります(これまでは最大 25,000 行)
ご利用にあたって
- 管理者: この機能に管理者向けの設定はありません。コネクテッド シートはデフォルトで有効になっています。ご利用にあたっては、管理者が組織の BigQuery を設定し、ユーザーに BigQuery 内のテーブルまたはビューへのアクセス権を付与しておく必要があります。コネクテッド シートの設定方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー:
- この機能はデフォルトで有効になっています。ご利用にあたっては、コネクテッド シートで BigQuery 接続を使用する権限と、ピボット テーブルとデータ抽出を操作する権限が必要です。
- デフォルトでは、抽出できる行数の上限が 25,000 に設定されています。この上限を変更するには、該当の抽出データ内の任意のセルをクリックして抽出データエディタを開きます。[行数上限] のプルダウンから新たに上限を選択するか、[行数上限] プルダウンのテキスト エディタに 50,000 行以下のカスタムの上限を入力して、[適用] をクリックします。
- コネクテッド シートを使用して Google スプレッドシートで BigQuery データを分析、更新する方法、Google スプレッドシートに関する制限事項、Google スプレッドシートで BigQuery データの処理を開始する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 段階的に展開中(最長 15 日で機能が実装されます)で、2023 年 9 月 15 日までに展開完了予定。
対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様と、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方。