この記事は 8 月 29 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
こちらは Google Cloud Next ‘23 で発表された内容です。Workspace における次代の AI イノベーションについて詳しくは、Workspace ブログをご覧ください。この機能は Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンでのみご利用いただけるものです。
概要
このたび、AI による文書作成機能をリリースします。Duet AI for Google Workspace を使って Google ドキュメントと Gmail で既存の文書をすばやく改良したり、新たな文書を作成したりすることが可能になります。ウェブ版とモバイル版の Gmail で、メールの下書きの作成と返信を行えます。「文書作成サポート」ボタンを選択すると、サポートが必要な内容を以下から選べます。
- 下書きを作成する: 自分の言葉でメールの下書きの内容を指示します。または、「文書作成サポート」がメールスレッドでのこれまでのやり取りを理解したうえで、内容に関連した返信の下書きを生成します。
- 下書きをフォーマルなトーンにする: 下書きのトーンをよりフォーマルなものにします。
- 下書きの内容を詳しくする: メールの下書きに基づいて詳しい内容を加えます。
- 下書きを短くする: 下書きのメール文を短くします。
- I’m Feeling Lucky: 下書きした内容に楽しいトーンやスタイルを適用します。
潜在的な顧客との会議日程を立てる際や、新しいチームメンバー用の案内メールを手直しする際、Gmail の「文書作成サポート」にメール文の作成を手伝ってもらい、さまざまなタイプのメールに合うトーンやスタイルを適用してもらうことで、時間を節約できます。
Gmail の Duet AI が簡単なメモからフォーマルなメールを作成。
- トーン: 文書のトーンをよりカジュアル、あるいはフォーマルなものに変更します。
- 要約: ドキュメント全体またはセクションの要約を生成します。
- 箇条書き: テキストを箇条書き形式にします。
- 詳述: 生成されたテキストに詳細を追記します。
- 短縮: 文書を短く、より簡潔にします。
- 再試行: 入力した説明をもとに別の下書きを生成します。
- カスタム: 独自の指示を出して、生成された文書を改良します。
ドキュメントの Duet AI が職務説明書の作成をサポート。
また、「文書作成サポート」で生成した文書にスマートチップ、変数、構成要素を組み込み、スマート キャンバスとの連携も可能にしています。ステータスなどの情報を含めたり、カスタマイズしたい詳細情報の変数(チームメイトの名前、役職など)を追加したりする必要がある場合に便利です。包括的な計画書やメールを、体系的なデータを使って効率よく作成できるため、作成中のドキュメントから離れることなく、これまでよりはるかに速くコンセプトを形にしやすくなります。
対象
エンドユーザー
ご利用にあたって
- 管理者: この機能はデフォルトで有効になっています。また、この機能に管理者向けの設定はありません。Duet AI for Google Workspace Enterprise について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー: この機能はデフォルトで有効になり、ユーザー自身で無効にすることはできません。Google ドキュメントでの Duet AI を使った文書作成と Duet AI を使ったメールの下書き作成について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
リリース スケジュール
- この機能は、Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンでリリース済みです。
対象
- この機能は、Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンでご利用いただけます。
関連情報
- Google ヘルプ: Google ドキュメントで Duet AI を使って文書を作成する
- Google ヘルプ: Duet AI を使用してメールの下書きを作成する
- 試用版のリクエスト: Duet AI
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: Duet AI for Google Workspace Enterprise
- Workspace ブログ: Duet AI for Google Workspace をリリース
- Workspace ブログ: Duet AI for Google Workspace を発表
- Duet AI for Google Workspace: ハンドブック